1 エルヴィン・スミス

schwarze katz

今日で出会って1ヶ月の君へ。
何時も暖かい言葉で送り出してくれる。
何時も包むような優しさで出迎えてくれる。
何時も穏やかに寄り添い、時に強く私を支えてくれる。
そんな君に惹かれるなという方が、到底無理な話だ。
日々、幸せで私を満たしてくれる君には本当に感謝している…幾ら伝えても足りない。同時に、もっと君を知りたいと思う。ああ、この胸が満たされて震えるような感覚、これが恋なのかと今更ながらに知った。…年甲斐がないと笑われても、甘んじて受け入れよう。
…まだ、恋人ではない君へ
何時か、隣に寄り添い立てる日を夢見ながら、この想いを伝えにいくよ。
71 エルヴィン・スミス
36ヶ月おめでとう。そして、何より今日まで共に過ごしてくれて本当に有り難う。
君の元へ向かうか否か、迷うこと数日…ダメ元で慌ただしいだろう朝に手紙を送ったあの日が今でも色鮮やかに思い出される反面、懐かしくもある。あの出逢いから3度目の節目を迎えた訳だが、あの日からずっと私は幸せで満たされているよ。
君と過ごす日々は暖かくて、穏やかで…とても愛おしい時間だったと思う。最近はお互い忙しさに追われて言葉を交わす時間は減ってしまったが、何気ない日常の一幕の中に君の存在の大きさを思い知る。
吹く風が冷たくなれば身体を冷やしていないかと心配になる。
綺麗な月が空に輝いているのを見れば君も見上げているだろうかと想いを馳せる。
ふと見上げた空がどこまでも青く澄んでいたなら、どこかで君も見上げているだろうかと…堪らなく逢いたくなる。
今も、君を抱きしめたくて仕方がない…なんて言ったら呆れるか?それともいつものように笑ってくれるかい?
出逢ってから今日までの私の日々を色鮮やかにしてくれたのは君だ。
出逢ってかくれて有り難う、
暖かな気遣いを有り難う、
愛してくれて有り難う、
変わらず傍に居てくれて本当に有り難う。
節目という今日という日にも、この先も沢山の有り難うを君へ伝えたい。
今月はペンステモンを最愛の君へ贈ろう。 忘れないでおくれ…私はいつでも「あなたに見とれています」
私に幸せをいつも運んでくれる愛しい伴侶へ、三度目の節目を迎えてもなお色褪せることのない愛を込めて。
72 エルヴィン・スミス
37ヶ月おめでとう。そして、今月もここに祝いの言葉を残させてくれて有り難う。
今月に入ってから夜は急に冷え込むようになったな…此方では日中もジャケットを羽織るが苦痛ではなくなってきたよ。君の方はどうだろうか?
風邪など引いていないか?体調はどうだ?変わりなく健やかに過ごしてくれているか?無理をしていないと良い…そして願わくばふとした瞬間にでも私の事を思い出してくれたなら、こんなに嬉しいことはない。
昨夜は十五夜だったな。中秋の名月の名の通り、雲一つ無い夜空に高く光り輝く月の姿は神々しい程に美しくて、堪らなく君が恋しくなってしまったよ。君も見上げてくれただろうか?同じ月を見上げていたなら、なんだか感慨深いな。
最近はゆっくり言葉を交わす事は叶わないが…君の言葉を目にする度、言葉にならない程に胸が温かく満たされて、幸せなのだと…私は君がとても大好きなのだと思い知る。
どうか覚えていて欲しい…例え言葉を交わせぬ日が続いても、私は変わらず君を想っている。ずっと待っているし、逢いに行くよ。
だから安心しておくれ、私だけのお月様。

今月贈るのは…細かな花が愛らしい赤いカルーナ・ブルガリスの小鉢を君へ。
細かく分かれる枝を絡ませ合いながら生い茂る姿が仲睦まじい男女を連想させることから、情愛が深い夫婦をあらわす「連理の枝」という花言葉が付けられたそうだ。
……そんな夫婦になりたいと願う気持ちと、君となら叶えられると不思議と湧いてくる自信も乗せて。
今月も沢山の有り難うと愛しさを込めて。
73 リヴァイ
37ヵ月目のこの日に、溢れちまう程の感謝と祝福を此処に。

…大事で大切な節目の36ヵ月目は遅刻と言うよりも欠席になっちまって、穴があったら入りたい程だが…それでも優しいお前は俺を受け入れてくれるんだな。
ここだけの話、今日に日付が変わる直前に36回目の記念日の…いや、記念月の祝いを残すつもりだった。予定していたってのに残せなかったのは先に伝えた通りだ、本当に済まない。

さて…改めて沢山の有り難うを、最愛の伴侶へ。
中々共に過ごす時間が取れなかった日々だが、一日だってお前を想わない日は無い。
毎日毎夜、お前の事ばかり考えていた。
何時もの心配事を飽きずに毎日、自愛してくれている筈だと理解しつつも心配しちまうのは俺の性分だと思っていてくれ。…言わずともお前なら解ってくれていると思うが。

十五夜の月、俺が見上げてお前を想って居た時に…同じ様に想ってくれていたと知って、泣きそうな程愛おしくて堪らなくなった。
恋しくて焦がれちまった。
出逢ってから随分と時間がたった今でも…焦がれる想いは薄れるどころか増す一方なんだ。
寒さを感じる中、今夜の月をお前と見上げたいと言ったら…またコートの中に強制連行してくれるんだろう?それが楽しみだと言ったら…きっと叶えてくれるんだよな、お前は。
優しく懐の深い俺の最愛は、何時も俺を甘やかしてくれると知っているんだ。
そんなお前だからこそ、俺もお前を包み込みたい。

今月は少し趣向を変えてアイビーのリースを贈ろう。まだ早いが、クリスマスリースにも使えるだろう?…花言葉は二つの面を持ってるそうだ。
永遠の愛。そして…死んでも離れない。
とんでもなく重いものも孕んでいるが、それはそれで悪くねぇな、なんて思う俺にお前は引いたりするだろうか。
それから、計画していた36回目の記念月に用意してたこれを。
真紅の薔薇、11本の花束を。

唯一無二の、最愛の伴侶へ。
感謝と愛を込めて。
74 エルヴィン・スミス
先ずは詫びを…遅れてしまってすまない。過去を振り返ってもこうして詫びから始まる月が幾つかあったが、懲りずに申し訳ない。

さて、気を取り直して…38ヶ月おめでとう。今日まで此処に言葉を綴らせてくれて有り難う。
そして何よりこんなにも長い間、私の傍に居てくれて有り難う。
そちらは忙しそうだが、体調を崩してはいないか?…直向きに頑張る誠実な君だから、頑張りすぎてしまっていないかと心配している。勿論、自愛を欠かさずにいてくれるだろうと信頼もしている。けれど、大切だからこそ心配にもなるのだと優しい君は私の心を理解してくれると自惚れておくよ。…苦情は直接、私の耳元へ聞かせておくれ。

さて、今月は小さいながらも桃紅色が鮮やかなミセバヤの花を一枝贈ろう。
私の気持ちそのままを込めて…「大切なあなた」へ。
どうか、このひと月も君に流れる時間が優しいものでありますように。