1 リヴァイ

無題

物の分別も付かねえ幼稚な心を漸く理解した。
だが…痛みに悶え繕う笑みは何にも変え難い。
最高の瞬間、到達点とでもいうのか。
俺はただそれを感じたかっただけだ。言っちゃ元も子もねえが愛だのなんだのはオマケだった。理解できたはいいが…まぁ、骨身に染み込んでるソレを取り除けやしねぇ。哀れみだ。