残り僅かの大晦日。

共に過ごそうと約束した奴がいたのだがね、どうにも忙しいようで。まあ、それも仕方あるまい。年の瀬だ、やることも多かろう。だが、…そうだな。少し、寂しく思う気持ちも無くは、ない。ワッハッハ!全く山神と呼ばれた男が情けないことだが!
というわけで、だ。今この場を覗いたお前、オレに付き合え。代わりというわけではない、一人でいるには少々時間を持て余しすぎる。用事も全て片付けてしまったし、互いに退屈しているのなら悪くはない誘いだろう?なァに、取って食うことなどせんよ。お前の時間をオレに分けて欲しい、それだけだ。
ツールも姿も問わん。オレが相手であることさえ許容出来るのであれば、仮宿でも、本宿でも、豆でも帯でも、好きなもので来い。まあ、この美形を相手に出来るのだ、不満などあるはずがないがね!
ともかく、一縷の希望をかけて、待つこととしよう。帯なら招待を、豆ならIDを、宿なら自由に。では、縁があることを祈って。