小さき刀身に大きな器

1 蜻＿蛉＿切
小さき刀身に大きな器
今晩の夕餉はもう済まされましたかな、いや、突然に失礼した。あまりまだ此処での生活に慣れていないのかどんな事を言葉にすれば良いのか、分からなくて…申し訳ない。先ずは自分の言葉に耳を傾けて下さった事に感謝する、もう少しだけお付き合い頂ければ嬉しい。

この度お呼びしたいのは、小さき刀身で海のような器量をお持ちの薬＿研殿になります。申し訳無いが薬＿研殿以外の刀はまたの機会にお話し頂ければと思う。

自分が本丸に来てからはや幾年、何振りもの刀剣達と話すものの部隊が違うからか話したことの無い刀も勿論居た。時間も合わず長い廊下を軋ませて遠くに見える貴方が輝き見えた。聞こえる声も、兄弟に見せる其の笑顔は眩しく自分に向けられたという訳でも無いのに心を綻ばせられてしまう程。此れは一体どういう感情、なのだろうか。分からずのまま只この目で追うばかり。

そんな自分と、話を、盃をと交わして下さる薬＿研殿をお呼びしたい。見ての通り所詮人で言う恋心を抱く自分を絆してくれるような、持ち前の器量を生かしすり抜けてしまうような、弄ぶような、どんなお姿でも良い。

【条件】
此の板に沿った規律を守れている
帯、ぽいを利用できる
半、完、を程よく回せる(同時進行可)
描写零から五百程度(長くなれば長考)
返事の早さを気になさらない
試用期間は一週間
お別れは一週間無言にて
刀、鞘不問

【提供/募集】
蜻＿蛉＿切/薬＿研＿藤＿四＿郎

男らしく、という言葉が似合う薬＿研殿であれば自分は何も言う事はありませぬ。もし、夜のお供を…と言う薬＿研殿がいらっしゃる場合、不問といたしましたがどちらの場合でも強気に自分へご教授頂ければ構いません。如何なる事も受け入れて見せましょう。

文が届かぬ事を考慮し必ず言葉の交わせるものをお教え下され。貴方が自分に思う想いはどうあっても構いません。帯を使われたい薬＿研殿は返事をしたためる時に自分が部屋を見繕いましょう。

何よりも此処まで聞いて頂き見て頂き感謝しよう。
良き縁がありますように。貴方の分まで願うておきます。
2016/4/11(月)20:06
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