ゲーム 一日限定

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1 ジャ/ンヌ・ダ/ルク[オ/ルタ]
消えゆく最後の刻まで
身体からは止めどなく金砂が零れ、次第に中身も削れ、意識も薄れゆく。――ああ、最後が来るなら最後くらい誰かとくだらない言葉を交えるのも悪くないわね。


……と、出会うなり無様に消えかけた女がいるだなんて可笑しくて堪らないでしょう?好きに笑ってくれて結構よ。そして少なからず同情心でも抱いたのなら好都合です。一人で消え去るなんてバカみたいじゃない、そこのアンタ最後まで付き合いなさい。

ちなみに私は贋作の方よ。あのお人好しの前にサーヴァントとして現れる前の贋作、だからこそ消えかけているんですけど。ですので、そっちの姿はどなたでも。憐れみでも嘲笑いにでも来たのならば私と話す時間くらいあるんでしょ。どうせ一晩保たない程度の時間よ。

ああ、私以外だと異聞帯の皇女サマがいるわね。これも汎人類史の方じゃないし敗北によって消えかけてる女。……こっちの皇女サマはクリプターとかいう奴を探してるみたいだけど、まぁ話せれば誰だっていいんじゃないの?こういう皇女サマってのは好き勝手に言葉を垂れ流す生き物でしょう……ああやだやだ。

会話の方法はアンタに合わせるわ。部屋だろうと手紙だろうと構わない。……なによ、本当にここまで話を聞いてたわけ?じゃあそのまま声を掛けたらいいんじゃないですか。……多少の感謝はしてるわよ、ええ。ったく、柄にもないことさせんなっつーの!この話はこれでオシマイよ、オシマイ!

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