完なり オリジナルBL　受募集
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1 伽藍
地獄送り(R20.現代FT)
お前か、例の新人ってのは。
…なんだ 存外マシな頭をしてるじゃないか。そう、ここは地獄。現世で犯した罪も償わぬままお前は命を落としここに来た。本来なら主の審判のもと 直ぐにでも裁きを受けることになるんだが… 運が良い。
─よく聞け人間、この伽藍守真聖の命により お前に更生の機を与えてやる。

…とはいえ、その前におまえが多少見込みのある奴か はたまたどうのしようもない屑かは仕分けておく必要がある。

当然、棄権という選択も採れるぞ。
俺にこき使われるくらいなら慎ましく業火に堪忍び矜持を守るというのもまた聡い。

先ずは選べ、話はそれからだ。


■背後成人済
■ぽ／い使用
■ロル100文字以上上限無し形式不問
■返信ペース1日～3日
■打ち切り白紙

■萌…ギャグ～シリアス／グロテスク描写／(設定の都合上)切断や重度負傷、普通であれば死に至る負傷の描写／吸血／噛み付き／カニバ表現／いがみ合い、喧嘩、犬猿、主従、従僕、先輩後輩的関係、仲良し、ラブラブetc関係性／(キャラ設定による)暴言、悲愴、被虐、加虐、言い合いetc／多少のご都合主義／展開相談、モブ操作／お仕置き／拘束／放置／焦らし／呼吸管理／軽度SM他萎以外
■萎…大スカ／鸚鵡／過度な最強設定


覚悟の方は良いようだな。それでは、その寝惚け頭にも分かるように、かつ手短に説明してやろう。


ひとつ、俺は何者なのか。
…俺は怪異喰らい という閻魔の手下。名を伽藍という。お前たち人間には見えも聞こえもしなかっただろうが、現世には妖や物怪が溢れかえっている。その中でも悪質な個体を喰らい、間引いて地獄に送り付けるのが俺達の仕事だ。
閻魔に不要とされない限り、永遠の命と超常の魔力を有し続ける またある種の 怪異 である。その名の通り、餌は怪異…妖怪、霊、付喪神、精霊……閻魔に管理されて居なければ理性も無く何でも喰らうようになる化物。
まあ安心しろ、野良の怪異喰らいは滅多にいない。


ふたつ、お前は何者なのか。
…お前は生前犯した罪により、地獄に落としても落とし切れない業を抱えた。その落とし切れない業を償うため 俺の使い魔として働いて貰う。平たく言えば従僕、体良く言えば式神といったところか。
主な仕事は使い魔として現世に舞い戻り、聞き分けの悪い怪異を地獄に送り返すこと。
見た目こそ生前のお前を保っているが、当然既にひとではない。仕事をするに相応しく、身体能力や特殊な能力もすべて付加してはおいた。不死身の肉体…いや霊体か。ただし つまるところ俺に死ねと命じられない限り死ぬことも叶わず、どんな苦痛を伴う大怪我をしようと意識も魂も決して消えない、終わりを許されない個体でもある。時として怪異喰らいに血を捧げ魔力の供給源に、またある時は俺の…ほんの悪巫山戯に── なに、これも滅多にやらん。

みっつ、お前はこれからどうすれば良いのか。
…俺の傍に居れば良い。それだけだ。
散々脅すようなことを言ったが、罪滅しとするには些か生温いほどにこの仕事は 恐らく 易い。
俺も鬼じゃない、お前が最低限 それらしく働いてくれさえすれば 人間とも妖ともつかぬ身体を大いに楽しんでくれて構わない。
お前が罪を償い切る迄… 短く見積もっても半世紀は軽い。長い付き合いになる、余計な心労は少ない方が良いだろう。

最後に、お前が犯した罪についてだが…
使い魔に回される奴の中身は大概殺人、若しくは 怪異の召喚──
墓や社を故意、過失問わず破壊し怪異を呼び覚ましたり 無闇に恨みを買い怪異を生み出させたり……どうだ、覚えはあるか。
あるならあるで俺に聞かせてくれ。
後者ならば即怪異喰らいが対象者を殺めに行かなければならない案件だ、もしやお前を手に掛けたのは俺かもしれん。…なに そうならば謝るだけだ。


一先ず俺から話すことは以上だ。
覚悟が出来たなら文を寄越せ。詳細は後に載せる。
ここに割いたお前の時間に感謝を記し、一旦の締めとしよう。互いの良縁を願っている。

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2 伽藍
■応募
①Cプロフィール…髪色自由、年齢は18～上限無し。戦闘技能は武器～魔法じみたものでも可とします。
②萌萎
③開始ロル
・自分が亡くなったはずの現場で意識を取り戻し、当Cに遭遇する場面
or 既に使い魔として長らく付き合いのある設定で
・当Cに夜の神社へ呼び付けられた反応
④展開ややり取りの傾向にご希望がある場合、またご質問のある場合任意でご記入ください。

■記事を消す迄24時間、質問のみも受け付けております。

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3 伽藍
■Cプロフィール
伽藍(ガラン)
呼称／ 藍(らん)
外見年齢／30歳
身長体重／180、75
容姿／くっきりとした黒の瞳は切れ長で、眉 全体的な目鼻立ちとしては 良く表現すれば凛とした、悪く言えば堅物とも冷ややかとも印象を受ける。烏のように真黒の短髪に、怪異にしては健康的な肌色を持ち 一見すればどこにでもいそうな日本男児。仕事の内容だけあって幹のしっかりした男性らしい体躯を持つ。
服装は指定の白いカッターシャツ、黒のベストにスラックス 革靴を着用し、肩から掛けるかたちで上着を軽く羽織っている。上着の内側からは、地獄からの支給物資諸々を受け取れたり 時に地獄の生物が出てきたりと異次元状態。
性格／何につけても気だるげで、決して愛想は良くない。感情の起伏も少なく、実年齢が年齢なので色々と達観したかのような語り口で話す。使い魔に対してもぶっきらぼうに、口では煩く言えど根は放任主義で、他の怪異喰らい〝よりかは〟使い魔をむやみに従属させる様子も見られない。また、使い魔のメンテナンスも必要なだけはやるので 他の同業者とくらべてしまえばまだ優しいとも面倒見が良いとも取れるかもしれない。ただし、当たりは雑、気分により人外スケールの悪戯をかますため油断ならない。
人物／平安の世から閻魔に仕え生きながらえている怪異喰らい。人に紛れ生活していたこともあり 一時は家庭を築いていた。現在も担当の使い魔が変わるたびに住居を変えるかたちで人間界に生きている。
少々時代の波に乗れておらず、カタカナ言葉が不自由。好きなものは煙草。
戦闘技能としては自在に影を操るほか、様々な化物に姿を変化させることが出来る。

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