1 無名さん

人類最強シリーズ

人類最強の小学生になれず中学にあがってしまった俺は
人類最強の中学生になるためにはどうすればよいのか考えた
人類最強なのだからどんなこともできる
手始めに全裸に赤ランドセルで授業中のクラスに飛び込む
担任がサスマタで襲いかかってくるが人類最強なのでヒラリとかわす
すかさず持参したバナナの皮とビールを口に押し込んでやり
「ワン・ポイント・トゥウェニワン・ジゴワット!」と絶叫
担任は吐きながらむせび泣いている
だがまだ最強には不十分
次はめっきらもっきらとつぶやきながら玄関を訪問
クラス一の美少女の下駄箱に「私の気持ち!私の気持ち!」
と叫びながら脱糞し恋文でトッピング
少し臭かったかな、恋文が。と思ったが人類最強なので気にしない
全校生徒がここを避け非常口から避難している
確実に人類最強に近づく
ついに警察が到着し学校は包囲された
しかし玄関は戦うにはあまりにも狭い、狭すぎる
体育館の扉をゆっくり開けると「卒業おめでとう」の垂れ幕発見
俺は泣いた
2 無名さん
俺は確信を持った。
今現在確かに人類最強に近づいていると。
そして今日も人類最強への経験値を得に外へと飛び出した。
人類最強なのだからどんなこともできる。
手始めに全裸にカブト虫を頭に乗せ小学校の教室に飛び込む
みんなの視線を華麗に集める事に成功
先生にクロールの真似をしながら近づきチョークを奪い取るが人類最強なので気にしない
チョークをお尻に差込み「避雷針!避雷針!」と絶叫
先生は慌ててどこかへ走って行った
だがまだまだ最強には程遠い
次はジャカジャカジャンケンスタート!と叫びながら廊下へ飛び出す
なぜか誰もいないが人類最強なので誰も聞いてないことに気づかない
その時たまたま通った子供の唇を掴み上下運動させながら
「声が遅れて聞こえてくる!声が遅れて聞こえてくる!」と絶叫
子供は突然の出来事に声もでない状態だ
確実に人類最強に近づく
ケンケンで保健室に飛び込み眼帯を両目につける
死にそうな馬の真似をしながら職員室に突撃
眼帯をとると昔お世話になった先生を発見
俺の姿を見て唖然としている
俺は泣いた
3 無名さん
(・ω・)フゥフフ♪
5 無名さん
数秒前まで泣き崩れていた俺だが
人類最強になる計画を思いついたので行動を起こすことにした
人類最強なのだからどんなこともできる
手始めに全裸になってコンビニにチョランジャチョランジャとつぶやきながら飛び込む
新聞を折り紙にして兜を折り頭にかぶる
店員(女)が呆然としながら見てくるが人類最強なので気にしない
バックヤードに潜入して「働くから!働くから!」と絶叫
店員(女)は叫びながら店から逃げ去る
だがまだ最強には不十分
次はカウンターに立ってモリッペモリッペと叫びながらレジ打ち
客なんて一人もいないが人類最強なので無視
下半身丸出しでブレイクダンスしながら
「サワヤカ!!サワヤカ!!」と絶叫
誰もいない店内に俺の声が響き渡る
確実に人類最強に近づく
「お箸はお付けしますか?」と見えない客に問う
「お願いします」と客が答えたので
引き出しからお箸を出そうと下を向くと床に落ちていた名札を発見
初恋のあの子の名前とあの頃の面影を残す写真発見
俺は泣いた
6 無名さん
人類最強の中学生になれず高校にあがってしまった俺は
常識をふまえ、人類最強の高校生になるためにはどうすればよいのか考えた
人類最強なのだからどんなこともできる
手始めに交差点でパンをくわえながら走る見知らぬ美少女とぶつかる。
美少女は何か怒っているが学校に遅刻しては人類最強とは言えないので学校へ急ぐ
体育教師が校門をしめている最中だったが
「ザ・ワールド!ザ・ワールド!」と絶叫しながら突撃
なんとか間に合ったがまだ最強には不十分
次に自分のクラスにおはよいといいながら突撃
朝のホームルームの最中「先生!田中がトイレだそうです!」
と叫びながら挙手
本当は田中はトイレに用がなかったのを知っていたが人類最強なので気にしない
俺の次に人類最強な田島を追い出したことで
確実に人類最強に近づく
転寝している最中に担任が「今日は転校生がいます」と発言
扉を開いたやつは今朝ぶつかった美少女じゃなかった。
俺はつらい現実に泣いた
7 無名さん
三度人類最強の男を目指し、三度失敗してしまった俺は
人類最強をあきらめて人類最弱を目指すことを考えた
人類最弱なのだからどんなこともできない
手始めに第64代横綱を引退してK1のリングに飛び込む
かつてのライバルや最愛の家族の目前でボコボコにされる
貴乃花が哀れみの目で見てくるが気にしない
死んだヒキガエルのような格好で「横綱のプライド!横綱のプライド!」と絶叫
貴乃花は無言で会場を立ち去る
だがまだ最弱には不十分
次は大悪党として旅人の一行を襲う
女が素っ裸で寝ていたが人類最弱なので凝視
おっぱいのように目を膨らませながら
「オッパイが一つ、オッパイが二つ・・・」と絶叫
俺はプーアルに連れられ退散
確実に人類最弱に近づく
小学生に絡まれ、身ぐるみ剥がされる
引きこもるにも、金がない
遺書の書き方が分からずネットで検索
神風特攻隊員の遺書発見
俺は泣いた
8 無名さん
コピペ乙
9 満二郎◆A7GX
(´^6^)………
10 満二郎◆A7GX
>>1よ、なぜ一度削除した?
11 無名さん
人類最強の男を目指すものの中々その域に達せない日々に苛立ちをおぼえる
その事で頭が一杯で仕事もまるではかどらない
人類最強になるためにはどうすればよいのか再び考えた
人類最強なのだからどんなこともできるはず
手始めに靴下を脱ぎそれを自らの両手にかぶせ
「ハイサッサ・・・ハイサッサ・・・」とつぶやきながら隣の女性社員のパソコンを拭く
女性社員に目と目が合うまで必殺人類最強笑顔で応対する
目を合わせないよう顔をそむけてくるが靴下ハンドで顔を固定してアイコンタクト
女性社員は無言で部屋から走り去る
だがまだまだ最強には及ばない
次は給湯室にモケーレムベンベと叫びながら飛び込む
新人OLがお茶を入れている最中だったが人類最強なのでやや威嚇
逃げる背中に間髪いれず飛びつきカクカクカクカク
「カツオの声は俺にやらせろ!!カツオの声は俺にやらせろ!!」と絶叫
OLは崩れるように気を失った
人類最強はもうすぐそこだ
気を失ったOLのポケットから手紙を発見
俺宛のようだ
「以前からあなたのことが好きでした。良かったら付き合ってください。」

ロッカールームの片隅で声を殺して俺は泣いた
12 おわり
「キャハハハハハハ!やだ香奈子、それ、すっごいおもしろいよー!」
「ワハハハハハ、なんだよ、太田のやつ!たまってんじゃねーの?」
教師が必死に制するのも聞かず、生徒達の弾けるような笑い声が教室を突き抜けて響きわたった。

「ムッシュ、ムッシュ。俺に充電しろ、俺に充電しろ。ムッシュ、ムッシュ。俺に充電しろ。俺に、充電しろ!?
ムッシュ。俺に充電しろ。俺に充電しろ!俺に充電しろ!
俺に、充電、しろぉ!俺に、俺に、充電しろー!
ムッシュ、ムッシュ、ムッシュ!ムッシュぅぅぅ!俺に充電しろおぉぉ!!
俺に充電しろ充電しろ充電しろ充電しろ充電しろ充でんしろじゅうでんしろじゅうでんしろじゅうでんしろじゅうでんしろじゅうでんしろじゅうでんしろじゅうでんしろじゅうでんしろじゅうでんしろ…」

生徒の笑い声が、徐々にたち消えていく。
太田さんは、まるで壊れたCDプレイヤーのように「おれにじゅうでんしろ」という単語を連発し続けていた。
笑っている生徒は、もう一人もいなかった。
今や誰の目にも、太田さんが人類最強なのは明らかだった。

俺は泣いた