1 朔羅
女 26歳 茨城

死ねなかったから生きてる

抑うつで家事も何も出来ない自分を責めていた。死にたすぎて入院したかった。クリニックで相談したかったけど次の予約は二週間後で、電話して自力で行くことも出来なかった。旦那が仕事忙がしくてひとりぼっちだった。
とうとう感情が振り切れて、歩道橋から飛び降りた……

結果、骨盤と足首の骨折で計五回の全身麻酔手術。旦那にも両親も義父母も、皆心配させた。生きていて良かった、と言われた。
最初に運ばれた病院は救急メインで、精神科がなかった。でも自殺未遂ってことでメンタルケアも大分してくれた気がする。ある看護師には、「まだ死にたくなる」って言ったら「こうやって顔合わせて知り合っちゃったからには朔羅さんが死んだら悲しいよ」と言われた。
看護師さんたちと話してるうち、自殺未遂したことも生きるために必要な事だったんだと思うようになった。だから生きなきゃって思った。それでも死にたい私と生きてたい私がせめぎあってた。

手術が全て終わって落ち着いたら、精神科ありリハビリ充実の病院に転院になった。今その閉鎖病棟にいる。
まだ死にたくなったり自傷したくなったりするけど、小康状態かな。リハビリ辛くて「こんなことなら死んでれば良かった」て思ったりもしたけど。もうすぐ歩く練習も始まる。早く日常に戻りたい。メンタルが完全に落ち着くことはないだろうけど……

長々と語ったけど、言いたいことをまとめると。
未遂しても、生き残ったからには生きなきゃいけないと思う。世界に必要だから死ななかった。自殺未遂も生きるために必要だったこと。
[職業]
専業主婦
(SH-M03/sannet)
2 朔羅
今は体のリハビリすることが、生きようとしていることなんだと思う。心のリハビリはいつまで続くのか、わからないけど。
(SH-M03/sannet)