司馬懿
(暫く鉢の硝子に指を這わせつつ過ごし、ふと面を上げて)そういえば…庭の桜が花をつけていたな。₍思い出したように窓辺へ視線を移せば呟いて₎季節が巡るのは早いものだ…(何か思うところがあるのか、感慨深げに宙を見つめ、物思いに耽りつつ)
司馬懿
₍静けさを保つ夜の城内。馬の嘶きに住人達は慌しくなり。見慣れた広間に明かりが灯れば心なしか安堵した表情で₎…久し振りになってしまったな。元気にしていたか?(鉢の中を覗き込めば、ゆらゆらと泳ぐ金魚の姿に目元は僅かに緩み)さて…暇も取れたことだし、今宵は此処で過ごすか。(餌紙仕舞いつつ腰を下ろして/という訳で待機致します)↑
司馬懿
すっかり夜も長くなったな…さすがに冷える(深藍に染まる空の下、首筋を掠める冷気に肩を竦めつつ広間へ向かえば次第に靴音が速くなり)…皆、変わりはないであろうか?(急くように室内へ踏み入れば)ふ、お前に会うのも久しぶりだな。(ひんやりとした鉢に指先で触れれば、思い出したように泳ぐ金魚を見つめそっと餌を散らして)さて…(貯蔵庫の方へ視線向ければ飛び込んで来たのは床に転がる空き瓶の数/笑)……。(思わず辺りを見回して思い当たる姿を捜すも、辺りは静寂のまま。それを一つ拾い上げればじっと見つめて)…ふっ。律儀なものよ。それにしてもこの数…残さず平らげるつもりだったのか(思わず口元に手を添え緩む口元を隠しつつ、辺りの空き瓶を一つ一つ起こすが早いか、広間を後にし。数刻後、手をつけた痕跡のある銘の酒瓶を多めに貯蔵庫へと並べれば)…今年も静かには眠れぬようだな。(と言いつつも、使用人と女官に嬉しそうですね、と言われ恭しく咳払いし)あ、ああ…そうだ、忘れぬうちに(懐から絹の包み開けば真新しい鈴が眩く光り。ほんのりと温かみを帯びたそれを藤色の紐で手前の瓶へ結んで)船では寝正月も出来ぬであろうな…ふん。…ふははははは!!(深呼吸したかと思えば盛大に笑い出しひとしきり身体震わせた後ぴたりと静かになり。徐に筆とれば銘の紙に初笑い、と書き記し/すなっ/使用人たちが立ち去った後、一人残された広間で)今年は…会えると良いものだな。(白く舞い上がる言葉残して部屋を立ち去り)

(こんばんはー!此方こそ、返信が遅れてしまい申し訳ありませんです。明けましておめでとうございます!お気になさらずです、わわ、色々と私生活の方が大変だったのですね。お忙しい中お越しいただいて本当にありがとうございます…!カウンターが少しずつ回っておりまして、メッセージを勝手ながら感じておりました/笑/私の方は何年かぶりに風邪を引きましたがおかげさまで元気です!また元気を頂けたので暫く頑張れそうです/嬉/またお時間のよいときにいつでもいらしてくださいね。今年も宜しくお願い致します。)↑↓
甘寧
ったくよぉ…、久し振り、の一言じゃ片付けらんねぇな。立て込んでたとはいえ、えっれぇ間が空いちまった…(部屋に落ちたのは苛立たしく舌打ちでもしかねない口調、その言葉。その後に続くのは澄んだ鈴の音)流石に誰か起きてるって時間じゃねぇよなー…(またしても遅すぎた、と。窓から入り込む月明かりが照らす部屋を見回し、ふと止まればその眼は遠く、一点を見つめ)酒、は…今この状態で呑んだら確実に寝潰れんな(今この最中にも漏れ出る欠伸。大口を開けて目尻に涙を溜めると眉間に皺を刻み)ま、潰れたら潰れたって事で!せっかく来たってのに呑まずに帰れるかっ、…!(夜中にも関わらず出してしまった大声に気付くと同時に勢い良く手の平で口を塞ぎ)やぁっべぇ…起きて来ねぇだろうな?(影に潜み気配を消して目だけが動く。暫くそのままでいるも近付いてくる音もなく、未だにあるのは己だけ)大丈夫、だな?うっし…(肩を上下させて大袈裟に息を吐き出せば、普段と変わらぬ様子で貯蔵庫へ。この後何本か飲み干し案の定寝潰れるのだが、使用人達が起き出す前に目を覚まし、今度こそ近付いてくる足音に空の瓶を床に転がしたまま逃げるように去っていき/何しに来た笑/今年最後?の痕跡を…!本当に毎回来ては何をしてるんでしょう/泣笑/お久し振りでした、お元気でしたでしょうか。暫く来れなくてすみませんでした。あれからちょっとありまして、なかなか時間が取れませんで/涙/今度はもっとゆっくりしたいなぁ…今回はこの辺りで失礼致します。お休みなさいませ!)↑↓
司馬懿
↑(殆ど風の吹かない夜道を駆けて来れば、次第に蹄の音も緩やかに。宿舎に絶影を預ければ)…暑い、暑すぎるぞ…馬鹿め(熱気を帯びた空気に眉をしかめつつ、城の中へ足を進め。己の姿に気付いたか、僅かに城内が慌しくなったのを気配で感じつつ広間へ踏み入ると、帽子を外し前髪を軽くかき上げて)久しぶりだな…元気にしていたか?(金魚がゆるりと泳ぐ鉢を覗き込み、一息つくと。いつかの黒羽扇取り出し鉢にも風が当たるように仰ぎつつ、暫くそのまま涼んで。暫くすると遠慮がちに戸が叩かれ、使用人が姿を現し)…うん?何か用でもあるのか?(鉢から視線を移して促せば)何…甘寧も来ていただと。ん、庭?…良かろう。すぐに向かう(用件を聞き終えれば素早く立ち上がり、再び帽子を被って足早に庭へと向かい)→
甘寧
っあー…なんだってだ、この暑さは…(頬を伝う汗に眉間に皺を刻み。それが顎先へと降りれば乱暴に拭って)おう、邪魔するぜ。主は…不在みてぇだな(屋敷へと入れば己の存在に気付き頭を下げてくる使用人達。連日続く暑さからか、顔色の悪さがあからさまに目について)…ちゃんと食うもん食ってんのかよ。働き過ぎじゃねぇのかぁ?この暑さだ、ちったぁサボれ。水飲む時間ぐれぇ長く取ったところで罰は当たらねぇよ(それでも何か云われたら俺に仕事道具隠されたとでも云っとけ、と使用人の肩を軽く叩いては歩き出し/笑)しっかし…また久し振りになっちまったな。お、生きてたか…おめぇも暑くて夏バテ中かぁ?(水槽の中をゆっくりと泳ぐ金魚を見、指先でコツンと叩けば目が覚めたかのように動き出し)この暑さ、まだ続くみてぇだぜ?大変だろうけどよ。ま、頑張れや…っと、あ(ふと視線を落とせば己の手首に巻き付いた縄。その先には大きな西瓜がぶら下がっており)悪ぃ、渡すの忘れて…いや、いい。俺が持ってく(軽々と持ち上げて見せれば明らかに疲れの色を見せながら駆け寄ってくる使用人を制し、踵を返して)無理して持って転ばれたら敵わねぇからよ。それよりこいつが入る桶でも用意してくれや、今からやっときゃ司馬懿の奴が戻ってくる頃にゃあいい具合に冷えてんだろ(肩越しに笑えば庭へ向かわんと歩き出し、その後で桶を片手に駆け足でついていく使用人の姿があったとか/ご無沙汰しておりました…!お元気でしたでしょうか、私生活がちょっと落ち着いてきたので再びお邪魔しにまいりました。そして珍しく酒の事に一切触れていないと云う…若干らしくない描写を書き置いて今はお暇致します/笑/また時間を見つけてお邪魔します!)↑↓
司馬懿
↑雨も上がったか。さて…(穏やかな闇に包まれた夜。未だ湿ったままの柔らかな地面に足を降ろせば、絶影が短く身震いして。軽く撫でれば手綱を繋ぎ、城内へ。そのまま歩みを進め、広間が近づくにつれて足取りは速くなり)戻ったぞ。(僅かな灯りが広間を照らすと同時に声をかけて。卓の上にそれを乗せれば、照らされる金魚鉢。傍らの椅子に腰掛けると)元気そうだな…。(少し安心したのか一息ついて。じっと鉢の中を見つめれば、真新しい水に気付いて顎に手を添え――暫くしてから懐を探れば、餌を散らし)さすがに…食われてはいないか。(ぼそっと呟くと心なしか金魚が見つめ返した気がして/え)此方の方はどうだ?(言いながら席を立つと貯蔵庫へ向かい。ぼんやりと届く灯りを頼りに、見回せば減っている酒と肴に気付き)ん…無事か。(ふっと口元緩めれば、棚に手を伸ばして数を数え始め。暫く没頭していれば、突如背後から灯りを向けられ)――!?…だ、誰かと思えばお前か。(見慣れた女官の姿に内心安堵するも、努めて表情には出さずに呟き。今宵はあなたですか、と声を掛けられ面食らって/笑)う、うむ。ああ、そうだ…世話をしてくれていたのだな。礼を言っておこう。(心なしか早口で告げると、再び手元動かし。いつの間にか並んで作業を始めている女官の報告に興味隠せず耳を傾けて)……母ちゃんだと?(はたと動き止めて固まり/笑)…この私を気遣うか。そしてお前の事も…(寄っていた眉間の皺も、続く女官の言伝に突如緩み)…フハハ!見上げた奴だ。あの様な将をもって、孫権は幸せだな(貯蔵庫に高笑いが響くと女官もふふっと震えて俯き笑いを堪え)そうか…。(再び女官が顔を上げる頃には、笑みも消えその横顔は真剣な表情へ変わっており)ふん…そっくりそのまま返さねばならんな(暫く間を挟んだ後、今度は不適に笑って。幾らか時が流れるとようやく手を止め)―こんな所か?(ちらと横目で窺えば女官が穏やかに微笑み頷いて。貯蔵庫から出れば金魚へ視線を遣りながら)今度は…巻き寿司も渡しておいてくれ。また書簡と間違えて大量に持ってきてしまってな…(くっと悔しそうに目を逸らしつつ)それともう一つ。庭でとれた野菜も頼む。存分に、な(人差し指立てれば念を押すように付け加え/るなっ)…馬を待たせているのでな。今宵は曹魏へこのまま戻る。…また帰る、そう伝えてくれ。(僅かに乾き始めた衣を払い、部屋の前でそう告げると、女官から雨衣を差し出され)お前もか?…全くお前たちは……――私の方こそ幸せものだな(それを受け取れば呟いて。くるりと踵を返すと足早に城門の方へ消えてゆき)

(/今晩は!またもやって参りました!分かります!書いては消し…を繰り返しながらも楽しませてもらっております!なかなか焔様のような情緒のあるでほっこりする文は難しいです…!/そして労いの言葉まで頂きましてありがとうございます…!そうですよねっ、私も同じくです…お気遣いありがとうございます!/此方こそ、夢のようでとても嬉しいです。毎度楽しませて頂いております…!その度に感慨深くて…。再びこうしてお話出来ている事に感謝しっぱなしです。毎日の楽しみが出来て…とってもありがたいことです…!私こそなのでお気になさらずにっ。ぜひぜひ!またいつでもいらして下さいまし!)↓
甘寧
また久し振りになっちまったなぁ…ま、やる事やってりゃこんなもんか、と…?(変わらず部屋の扉を押し開けるとほぼ同時、中から聞こえたのは此方の気配に驚いたか急くような衣擦れ)…んだぁ?こんな時間に誰だ…(中から感じる気配に眉を顰めながら踏み入れ、足を止めつつ目を留める壁の一角。凝らして見やれば其処に佇む人影を眸に映し)あぁ?何だ、誰かと思やえれぇ懐かしいツラだなおい(其処に居たのは以前世話になっていた女官。向こうも此方へと振り向けば、安心したか小さな声を漏らして肩を震わせ)笑ってんじゃねぇぞ、…チ、俺の前でそんな態度を取る女官なんざおめぇぐれぇなもんだ。んで?こんなところで何してんだ、…は?餌やり?飼い始めたのか。へぇ、どういった気の吹き回し…(云われて初めて金魚鉢の存在に気付き、眺めていれば貯蔵庫にある酒と肴の存在を知らされ)ん?軍師殿がちゃんと?飯食ってんのかって?俺を心配?………………今度会ったらおめぇは母ちゃんかって云っといてくれや(途端真顔に/笑)俺は大丈夫だ、そんな弱かねぇよ。同じ台詞返しといてくれ、気張り過ぎて倒れんなよってな(話しながらに歩き出した女官を目で追えばその姿は貯蔵庫に消え。暫く不思議そうに眺めているも何時しか視線は金魚鉢へと。陶器が鈍くぶつかり合う音に顔を上げると再び姿を現した女官の腕の中には風呂敷に包まれた大量の酒と肴)?!お、おい無理すんな…(重さに若干ふらつきながら近付いて来る様に慌てて近付き、その荷物を受け取る形で支え)こんなに良いのかよ…あとで怒鳴られんのはごめんだぜ?って、用意したのは軍師殿で………最終的に手配すんのは自分ってか。何だ?もう持って行けって云ってるようなもんじゃ…減ったのを見て生存確認?ちょっと待てこら(ジロリと見遣るも女官は顔を逸らして笑いを堪え/笑)あー…んじゃ、こいつは有り難く…今日はこの辺でずらかるぜ。無くなる頃にまた顔出すからよ、また宜しくな?(軽く口端を吊上げると、肩越しに振り向きながら軽々と抱えた風呂敷包みを軽く叩き。手をひらりと振れば扉を開けて部屋を出て行き)

(文章考えるのって時間掛かりますね…!こんばんは、またしても現れました。あまりキャラ崩れないように必死です。うああ、有り難うございます!褒めても何も出ませんよ…!/汗/そしてここに書くのも何なんですが掲示板の設置お疲れ様です。んで、早速何か書き込もうと思ったのですが何を書けば良いやら…悩むに悩んで今こんな感じです/恥/正直またここでお話出来ると思ってなかったのでかなり楽しいです。また近くお邪魔させて頂きます!書くの遅いけど/笑)↑↓