司馬懿
(室内をひとしきり見て周ればふと窓を開け放ち、穏やかな風が吹き抜ける夜空見上げ何処か遠くを見つめ)皆は元気にしているであろうか…(耳を澄まさねば聞こえぬ位の声で呟けば、その言葉は静寂を貫く辺りへと溶け入る様に消えて)
司馬懿
(未だ熱気を帯びた長い廊下から歩いてくれば、音を抑える様にして戸を開き。室内へ踏み入り明かりを点せば確かめる様に辺りを見回して)…――随分と日を開けてしまったな(慣れ親しんだ広間とその香りに心なしか目元は緩み/久方振りですが失礼致します)↑
甘寧
(酒をまた猪口へと注ぎ足せば徳利は空に。ぴちょんと一滴の音を落として)あぁん?もう終わりかよ…おい、誰か…(顔を上げて女官を呼び付けようと声を上げるも、次第に小さく。声を切り、辺りの静寂に耳を傾け)今日のところはこのくらいにしとくか、…このままだと今までの鬱憤晴らしに倉庫の酒、全部飲んじまいそうだぜ。(笑いながら腰を上げ、扉へと歩き出せば近くの机に空になった猪口を置き)ご馳走さん。(誰もいない部屋へと肩越しに笑い、鈴の音を落としながらその場を立ち去り)↓
甘寧
(傾けたままの猪口を口許へと。勢い良く中の酒を飲み干せば、口端から一筋流れ落ちた。その手が乱暴に拭いやり)この時期に来てやっと一段落だな…(空に浮かぶ月を虚ろに見上げれば、酒気混じる熱の篭った吐息を落とし)
甘寧
(静まり返った部屋に影が落ち、同時に響く小さな鈴の音…有るのは窓から入り込む薄い月明かり…)…しかし早ぇもんだな、月日が経つってのもよ。(袖を通さぬままの上着を肩に掛け、大きく開けた胸元には描かれた龍が顔を覗かせ)何だかあっという間だった気がするぜ…(手中の猪口を見つめれば軽く傾け/お久し振り過ぎ/土下座)↑
曹瑠
ああ。旨いぞその苺(苺を取り分ける相手を見ながらニヨニヨと笑い/ニヨニヨとかキモっ)ん、またな〜(こちらを向き直った後部屋を出て行った相手にふよふよと手を振ると、自分も帰る支度をし始める)取り敢えず、葡萄と苺は半分づつ此所に残して、あとは持って帰るか(どっこいせ、と袋片手に立ち上がると/掛け声がオッさん臭い…/再び窓から部屋を後にする/だから扉使って!/こちらこそ、遅くまでお付き合いして下さりありがとうございます!おやすみなさいです!)退室↓
呂布
苺か……、そうだな(口元をグィッと拭い、おもむろに立ち上がるとイソイソ苺を取り分け出し)
なかなか大粒だな(独り言のようにポツリと呟き、相手へと向いて普段の仏頂面のまま頭だけ下げ/礼になってません)
良いものを感謝する(パンパンに膨れた袋を掲げて、スタスタ大股歩きに扉まで行くと一度部屋へと向き直り)
ではな今日は楽しかった>曹瑠殿(本当に遅い時間までお疲れさまでした。おやすみなさい!!ではお先に失礼します/礼)↓
曹瑠
わお!いい食いっぷりだな♪あ、苺もあるぞ(言いながらもうひとりの麻袋から苺を一握り差し出す/それを食えってか)あ、なんなら土産に持ってくか?(未だに涙目の相手に尋ねながらも渡す気満々に小さめの麻袋に苺と葡萄を詰め込む)>呂布殿(あぁ、私も川の向こうにじいちゃんが待ってるので…)