超サカ銀河系女神パブ
過去ログ16655
2022/8/26 12:41
☆浦和を背負う★無責任俺も昼休み費やして完読したで
レッズの小泉も将棋が趣味や
前も言ったけどNumberとかに寄稿すりゃいいんだわ
そこらのライターより読ませる
☆こゆ知識と体験を織り混ぜた良いコラムだわ
☆ダイバーグランダルメは先手を取るために長距離を速く移動した
サッカーでも実は同じで、帰陣は早ければ早いほど良い
即時奪回はまた別として
相手が攻めの陣形を整える前に守備の陣形を形成することが肝要で、つまり先手を取るのが大事
今日の全北なんかもそうなんだよね
守備陣形を組むのが早い
地味だけど、ちゃんとした戦術と選手の体力強度が備わってないと実現できない
今の柏はこれができてるし、代表もしっかり浸透してる
ネルシーニョやポイチがどこを見てどこを評価してるか、それは明らかなわけ
☆ダイバー攻撃の定義は作らなかったけど、守備の定義は作った
なぜなら守備はみんな好きじゃないから
守備とは「相手のゴールを見ながら守備のポジションに付いている」こと
「守備しろ」と言うことはあっても「攻撃しろ」と言うことはなかったし
それぞれの「守備」が違ってたら指示しても意味ないからね
これができなければ試合には出せないし、できなくなったら交代する
理想は奪われてから15秒以内に守備に入ること
プロなら10秒超えると相手に主導権握られて劣勢になるけど、中学生だからね
これを守った上で、球際を厳しくとか、前を向かせないとか細かな力量の話になる
☆ダイバーそうなるともうめんどくさいから、ドリブル、ボールハンドリングばっかりやらせるのがもう効率的で
だってドリブルで一人抜いちゃえば細かな戦術なんて吹っ飛ぶし
ドリブルできると目線が上がるんだよね
そうすると結局視野も広くなってさ
ドリブルできない子にパスの優位性を解くほうが楽で
「抜けなくても二人引き付けてからパスすれば抜いたのと同じだよ」と言ってやればドリブルを餌にすることを覚えてくれる
☆ダイバー同じ場所じゃなくて同じ高さだな
同じ場所て
☆ダイバー実際はこんな派手なトピックなんてなかなかできなくて、メインはもっと地味な基礎基礎基礎、基礎の戦術なわけで
まず守備の基礎@ボールA味方B敵、この優先順位をしっかり身に着けさせるだけにそこそこの時間を投資しなきゃならない
攻撃の基礎はシンプルに、ボールから遠い方の足でトラップする、相手守備者と同じ場所でボールを受ける
要は鳥かごだけど、ゲームに反映されてくるにはそこそこの時間がかかる
それを経てから@敵A味方Bボール、この優先順位をトレーニングに落とし込む
そのためのボールハンドリングのトレーニングも必要で…
時間はいくらあっても足りなかった
☆ダイバー次の段階は追い込みの守備と取り切る守備の判断、実行手段の習得
これも🟢とか🟣の判断で、以下にボランチがチームの心臓なのかを痛感させられる
これはいわゆる中切り外切りってやつで、中を切るのは守備ポジションに付くまでに外に追い込むフェーズ、外切りは守備ポジションに付いて中で取り切るフェーズ
🔵に中切りから外を切らせて、中央の🟢や🟣で取り切り速攻に繋げる
1番よくあるよく聞く守備戦術なんだけど、意外に落とし込めなかった
結局サイドライン割っちゃったりロストしたり、狙い通りに取り切るって体験を連続して積ませられない
まあ普通の試合でもそんなクリーンに奪って速攻なんて何回も起きないし、どうしたもんかなあと
良き発想が出ずに終わったなあ
☆ダイバー技術的なところは正直難しかった
どうしても頭脳的、戦術的なアプローチが増えた
攻守のポジションの感覚が掴めたら、次は繋ぐのか、仕掛けるのかの判断と実行手段を身に着けさせる
型を守る段階から破る段階の取っ掛かりだと思っていた
🟢の選手がキーマンで、守備では最前線、攻撃では最後列に入る彼の判断になる
🟢が速攻でいけると判断するなら、🔴と二人で速攻を仕掛ける
もし難しいなら🟢は🟣と繋ぐ段階に移行し、🔵の攻め上がりを促す
343ならボランチ、4231ならトップ下のイメージかな
ここまでを5対5で仕込める頃には、俺が指示を飛ばす声はかなり少なくなって大体応援してる
子どもたちが勝手に指示出し合えてる段階で、強度や思い切りも増してる頃だろう
☆ダイバー将棋の詰めろは、レベルが高くなると「詰めろが掛かるからヤバいor良さそう」という戦いになる
サッカーで言えば、ラストパスが出せそう、という状態
つまり、詰めろを見せることでその前の段階から戦いを有利にしていく
これが真骨頂なんだよね
ラストパスを出される段階まで運ばれたら困るから、その前の段階からプレス強めなきゃ、という状況と似てる
その段階に持って行きたかった
そのためには「これなら絶対決まる」というシチュエーションを子どもたちに見せる、教える、体験させる必要があった
それが庶民のシュート
スラムダンクは偉大やでほんま
要は斜め45度から巻いて流し込むアレや
これをとにかく習得させたかった…けど週一指導ではねえ
なかなかねえ
☆ダイバー将棋のトレーニングはまだまだ役に立…ちそうだったんだけど
「詰めろ」という概念があって、簡単に言えばリーチのことで
次の手でちゃんと守らないとこちら勝ちますよ、ということ
サッカーで言えばラストパスかな?
つまりこの詰めろ、本当に1番大事なのは「シュートが決まる実力がある」ということなんだよ
要は詰将棋得意ですよ、と
俺はあんまりシュート練習とかポストシュートとか選手時代から好きじゃなくて、なんの意味があんのかなと思ってたんだけど、やっぱりそれには全然意味がなかったんだよね
意味のあるシュート練習をしなければならなかった
それは庶民のシュート
☆ダイバーそうするとチームの中で共通理解ができる
何故繋ぐのか?
オフェンスポジションを取るための時間を作るためだ
ポジションが取れたならあとは繋がなくたっていい
ドリブルしようが蹴り込もうがパスだろうが好きにすれば良い
そこから先は繋ぎじゃない、仕掛けになる
何故繋ぐのかが明確なら、そこのプレーの迷いが減るんだ
☆ダイバーそうなると何故のレベルが高くなる
何故繋ぐのか
何故ポストするのか
何故開くのか、閉じるのか
何故走るのか
全ては良いポジションを取るためなんだ、ということに収束することがわかる
グランダルメはより速く、より長く移動できる最強の軍隊なのだ
☆ダイバー何故、攻撃時のポジションのまま守っちゃだめなの?
やっぱり最初のつまずきはここで
このポジションを覚えさせるために、初期段階ではアウトオブプレーは全部リスタートをコーチからのボールにするんだ
片方はオフェンス、片方はディフェンスのポジションを取れたらオフェンス側にボールを出してリスタート
プレーが切れるごとにポジションに帰らされて半ばウンザリする子や理解できない子が出てくる
まあ大体は、まずはやってご覧で済ませちゃうけど、フリーのゲームになるとやるやらないは一目瞭然の差になるからスポーツは残酷だ
☆ダイバー守るときは△
↑
🔴 🟢
🔵 🟣 🔵
攻めるときは▽
↑
🔵 🔴 🔵
🟣 🟢
これがミシャ式の骨子で〜す笑
GKはなし、いてもいいけどミニゲームだし
4バックでも3バックでも、原理は同じだから応用が利く
こうやって型が見えるとプレーに対しての何故、が分かるようになってくる