過去ログ16 2005/8/31 8:21

#5or6
ジョルト
沢山の白く弾けた泡に載って
板は進むのさ

あの焼けるような熱気も

夏の子午線が変わるまでのお話

何度も立ち上がろうとして
青の境界線に仰向けになって飛ぶ

まるでロケットのようなボード

ゆっくりな角度で瞬間を感じたよ

ボトムから
キックして
キャッチ

全ては寄せて
返す事

俯かないで

僕はきみが好きだよ

ジョルト

そ     の
 こ   れ
  は そ
   う
  な み

探そう

防水のフィドラを

細める瞳

前を見続けてくれよそこで
きっと立つから


ジョルト

探そう

砂に埋もれたワールドを

それが星型なら

星型ならいい

きっと見つかる

きっと見つけるから

もっと

二人

膝と光のサーフィンを

それが星型なら

星型ならいい

きっと見つかる

きっと見つけるから

ジョルト
2005/8/31 8:21

#・
どうしよう

あなたのはっする
すべてが

ろかしきれずに
いる
2005/8/17 17:51

#★
すがるように
だした
てのひら

そのむこう

きれぎれに
はなれゆく
あなた
2005/8/11 0:18

#藤
8月はただ漠然と
この街を包んで
耳を傾けていないと
騙されてしまう
宵の口からは光が
小さく小さく拡がって
私たちを覆うから
目を凝らしなさい
置いていかれちゃうよ


だから泣くのはあとから


.
2005/8/10 20:35
HP

#ふじ
烏色
空虚を投げる
ぼちゃん
ひろがる
波の黒が
包む
今はまだ空虚

懐かしむ
過去があるだけ
いいじゃないか
縮こまってブラウン管を
けげんに覗き込む
安っぽさ
テーブルには萎れた
百日草

括れた空気をふり解く
スープは灰色
三番目の電話は取らないで、笑ってて
嘘だと知ってるけれど
全部
波間に投げて
やがてほどけて
楽になれる
楽に なれる
2005/6/13 6:46