108号室 木下 朔也

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2010/9/7 17:14

★木下 朔也
思ったとしても、だよ、仮定だよ!それに俺はそんな錯覚したりしない。……遠くからでも…見守ってくれるんでしょう?手を貸せなくても…手紙くらいくれるんでしょう?(首を振る相手に縋るような言葉を連ねて、友人の話をする相手には小さく頷いて) 本当に決まってんじゃん。この数日のバタバタだって…尚にここに居て欲しいからなんだよ…。……平気だよ、マリーは良い子なんでしょう(平坦を努めて話す相手の話を聞いて唇を噛み締めて) 何も言うななんて…言ったかな……でも言って欲しいよ、また此処に通うって…。いいじゃん、天の邪鬼だからって言えば!やっぱやーめたって!朔也をからかったんだって言えばいいじゃん!みんな…尚が居てくれたら、理由なんてどうでも良いんだから……。恨みも気に病むも……尚が居てくれたら何もないのに(引き止められないであろう相手への思いをそれでも何度も言い重ね、続く相手の言葉に俯いて涙をこらえて) ……うん、わかってる。わかってるって…尚知ってるよね?俺も、尚に何されても何言われてもホントは嫌じゃなかったし、尚もそうだって勝手に思ってた。すごく楽しかったよ。そんな相手は尚位だよ?だから今、本当に寂しいよ。(涙は流さないまでも今にも泣きそうな笑顔で、下を向いたまま言う相手の図星の言葉にグッと息をつめながら握手の手を強く握りしめ、離れゆく手を目で追って) ……またねくらい言ってくれればいいのに、頑固者っ!…尚、ホントにありがとう…さよなら、またね!(去り際に軽く触れられた肩に触れながら、振り向かない相手に手を振り、奥の部屋に入って行くのをずっと見守って)
2010/9/7(火)17:14

★一宮尚久
誰もが思うならきっとそうなんでしょ。…錯覚だよ。現に俺はずっと見守るって言ったことも、次に朔也が行き詰まった時にはまた手を貸すって言ったことも…守らずに行くんだから。(相手だけでなく自分さえ自分を買い被っていた事実に居た堪れずただ首を横に振って)それが本当なら、嬉しいかな。この学院に来てから出会った人で、変な人ならいっぱいいたけど、嫌な人は一人もいなかったよ。…寮に柴やビーグルならまだしも、ゴールデンはまずいでしょ。(ほんの少し口角を上げて断言した後に、数度瞬きをしてから相手の言葉に言い訳して)…何も言うなって言った癖に。本当は言って欲しかった?何て言って欲しかったの?「やっぱり皆と一緒にここに通いたい」?一度辞めるって言った場所に、今更どんな顔して戻れって?これは全部俺の身勝手だから。恨みこそすれ、朔也も誰も、気に病むことは何もないよ。(平坦な語り口に時折声が裏返り始めるも、その度に一度深呼吸をして続け)ごめん、扉開けるなは俺の為。多分朔也が寂しい時は俺も寂しいし、朔也が辛いときは俺も辛いんだと思うよ。だから分かってて聞いたもん、「寂しくないの?」って。俺も朔也のこと、好きだよ。今もこれからもね。からかいすぎってことは無いと思うな、甘えてたのは俺の方。朔也が本当は寂しがってくれてるだろうと思うから意地悪言うし、体育祭とか文化祭とかウィンタースポーツ研修とか、これからも散々からかってやろうと思ってたんだけど。悪いけど、俺、今でも朔也に関してだけは、本当に嫌がる事した記憶はないし、嫌なことされた記憶もないな。思い違いじゃないことを祈ってる。…多分、今朔也は本当は酷い顔してるでしょ。(相手の顔を見ることをあからさまに避けて外方を向きながらも差し出された手を握り、軽く上下に振り)それじゃ、……さようなら。朔也はまたねって別れる事が多いから、別れの挨拶に一瞬悩んじゃったじゃん。(すれ違いざまに相手の肩を一度叩くと、紙袋は確りと持ったまま奥の方の扉を真っ直ぐに見詰めて早足にその場を去り)>退室・移動
2010/9/7(火)16:28

★木下 朔也
追記

手渡した小さな焦茶の紙袋の中には手紙とカードと小さな包み。
カードはハガキサイズの手書きで、赤いリボンを身につけた茶色の犬と黒い猫、HAPPY BIRTHDAY 尚 の文字が書かれている。
包みの中身は黒いラブラドールレトリバーの10センチ程の小さな良く出来たぬいぐるみ。

尚へ

急な事で、頭が追いつかないよ。
最後って事は学院を辞めるつもりなのかな。
休学なら良いのにって、お祈りしてるとこだよ(笑)
もし辞めても…帰って来れる。
帰って来て欲しい。
俺はここで、ずっと待ってるからね。
だいたい、俺に1ヶ月以上会わないなんて我慢出来ないだろ?
プレゼントは冗談のつもりだったのに、はからずも…
俺の分身だから、大事にしてね。
離れても、大好きな大事な友達だよ。
いっぱいありがとう。
尚と会えたことを幸せに思ってる。

朔也
2010/9/7(火)15:31


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