100号室 桐谷 朱鷺

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2008/1/5 23:09

★桐谷朱鷺
そっか…ちゃんとあいつの世界で一緒に過ごせたんだな(静かに言葉を零せば下を向く相手の頭に片手を乗せポンポンと穏やかに弾ませて撫で、相手の謝罪に小さく首を振り)謝ることはねぇよ。…はは、まあ、比翼連理ってのは俺が目指すところだからなぁ(本棚にある何度も読み返した漢詩の本の背表紙に視線を向けゆっくり言葉を紡げば相手の頭から手を離し、帰宅時にテーブルに置いた小さな紙袋を引き寄せて)よし、開けよう。ちゃんと俺が開けてやる。…あ、でもな、正義。ちょっと提案があるんだ(袋から消毒液やピアッサーを取り出し始めるも、途中で手を止めると思い出したように相手を見遣って)
2008/1/5(土)23:09

★本城正義
ええ…いつもふざけた調子で笑わせるあいつが、とても真剣な表情で皿に絵付けしていたのを見た事があります。――何があいつをそんなに夢中にさせるんだろうってずっとその手元を眺めながら……っ(静かな美術室で世界から隔離された様な二人きりの時間を思い出すと、未だ痛み伴う思い出に不意に言葉紡げなくなり。込み上げる感情飲み込んでピアスに視線落とすと緩く握りしめて浅く息を吐き、壊してしまわない様にフェルト生地の上にそっとピアスを乗せ)――済みません…まだちょっと…胸が痛くて。…比翼連理。朱鷺先輩達を見習って、おしどり目指そうって…これを選んだんです。
2008/1/5(土)22:54

★桐谷朱鷺
(冗談めかす相手の言葉に軽く吹き出し笑いを零せばやがてその笑いを穏やかにしていき、茶葉が開くのを待ちながら急須の蓋の小さな取っ手に指先を乗せ)…お前も同じだったな。何を感じて何を表現しようとしたか…分からねぇからこそ、大事にしてぇんだよな。壊すのも怖くて、未だにあんま触れねぇし(ふと水墨画や絵皿について話した人物の顔が浮かべば微かな笑みを浮かべ、蓋から手を離して急須を持ちコポコポと音を立てながら湯呑みに緑茶を移して。1つを相手の前に差し出せば出てきたピアスに視線を移して穏やかに笑み)ああ、それか、つけてぇって言ってたピアスは。片翼ずつ、か…。なんか比翼みてぇだなぁ。
2008/1/5(土)22:38

★本城正義
なんと無自覚でしたか。(揶揄めかして茶化しながらクツクツと低く喉奥震わせ愉快そうに眼鏡の奥の双眸細め。恋人の手掛けた作品ならその気持ちに同意する様穏やかに笑んで頷き)そうですね。――鷺先輩が何を感じて何を表現しようとしたのか…。自分の胸の中に収めて大切に守りたい…解る気がします。(戻って来た相手の問いに軽く眉を上げると紙袋から小さな黒いフェルトのアクセ袋取り出し。中に収められた小さな片翼の形を模した銀色のピアスを掌に乗せれば愛おしげに眼差し和らげて瞳を揺らし)――これ…清孝が初めてのバイト代で買ってくれたピアスなんです。もう片方の翼は…あいつが持ってるから。身に着けてくれているのかは…解らないけど…俺はこれを身に着けていたいんです。
2008/1/5(土)22:24

★桐谷朱鷺
なんと。俺は苦労性だったのか(クツクツと喉を鳴らして笑いを零しつつ茶筒を手にし茶の葉を急須へ入れ、絵を振り返るといつの間にか過ぎた月日に思いを馳せるように目を細めて)個展かぁ…それも良いかもな。でも、俺だけの物にしときてぇって気持ちもあったりなかったり(小さく笑み相手を見ればコートから小さな袋を出す手元が見え、気に留まるも同時にやかんが沸騰を告げる音を立て、白い湯気を漂わせながら急須へと静かに湯を注ぎ、小さなトレイに急須や湯呑みを乗せて相手の元へ戻ればテーブルに置いて座り、炬燵に胡坐の足を入れながら小袋を見遣り)…それ、何だ?
2008/1/5(土)22:00

★桐谷朱鷺
×ミニイーグル
〇ミニイーゼル
(誤字陳謝;;)
2008/1/5(土)21:45


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