100号室 桐谷 朱鷺
▼過去ログ202
2008/7/23 23:02
★本城正義
大学生は自分で生活費を稼いでいらっしゃる方もいるでしょうからね。…早く鷺先輩がお元気で戻ってくると良いですね。俺も待ち遠しいな。(まだ二人が忙しくなかった時期を思い出せば仲睦まじい様子を思い浮かべて柔らかに笑み。相手の気配にフッと遠くしていた視線を戻し壷を覗き込む様子に小さく笑み零してテーブルに戻り。腰を降ろして足を胡坐に組めば足首を掴んで眉尾下げたまま複雑そうに微苦笑し)良い絵じゃないですか、先輩らしい表情で。……ええ。実は…その…(珍しく歯切れ悪く視線を彷徨わせると、耳朶が次第に赤く染まり。眼鏡の弦を指で押し上げながら相手と視線合わせるが出来ずに咳払いし)…友達に、俺に恋人が出来たら辛くなるから…俺とは離れるって…言われました。――俺が幾ら鈍くても…そこまで言われたら好意を持たれているのは解ります。でも…どうして良いのか解らなくて。(胸の鼓動が聞こえてしまうのではないかと思うほどに激しく打つ胸を片手で押さえ。戸惑いを隠しきれずに声を微かに震わせ、顔を上げれば心許ない眼差しで苦しげに吐き出し)
2008/7/23(水)23:02
★桐谷朱鷺
大学生なんか特にフルに働くからなぁ。ホントここぞとばかりに(グラスを持ち部屋に戻るとテーブルに置き、ラグの上に腰を下ろして壷の蓋を開け。見るだけで唾液の溢れる柔らかそうな梅干しを眺めると未だ立ったままの相手を見上げて)すげぇ、手作り感が良いなぁ。明日の朝飯に食うよ(蓋を閉め絵に魅入る相手を眺めると目を細め、自分も数々の絵へ視線を転じて)鷺とは、まあ順調だよ。会えねぇって事を除けばさ。…その絵は飾るとちょっと照れるんだけどなー(最後に相手が見ている自分が描かれた絵を見れば照れ混じりに笑み、グラスに手を伸ばして口を付け。先ほどから意気消沈した様子の相手へ視線を移しゆっくりと瞬いて)…どうした?何か、あったんだろ?
2008/7/23(水)22:42
★本城正義
はは、学生は夏休みとか長期休暇でもないとフルタイムで稼げませんからね。…はい、伝えておきます。品切れしたら補充出来そうな勢いで増殖してるんで、何時でもどうぞ。(まだ去年の梅干も消化しきれていない自室を思えばクッと喉奥震わせて肩を竦め。壷を一先ずテーブルに置くと壁に掛けられた絵画の前に立ち)…鷺先輩。鷺先輩とはその後いかがです?(絵画を見詰める瞳は、どこか母親に信頼寄せる子供の眼差しにも似て愛しげに細められ。絵の中で友達に囲まれ楽しそうに眩いほどの笑顔を浮べる相手の姿に頬緩め)…流石だな、鷺先輩。
2008/7/23(水)22:20
★桐谷朱鷺
ああ、本屋は昼間のパートのおばちゃんが結構いるから、日頃とそんなに変わんねぇんだけどさ。でも労働時間は少し延びたかな(頷いて答えながら扉を閉め、相手の後から部屋に戻るとキッチンに向かい冷蔵庫を開けて)ナイスだなぁ、正義の母さん。俺、梅好きだからさ、たぶんすぐなくなるよ。有難うございますって伝えといてな?(アイスティーの入ったボトルを取り出し食器棚からグラスを2つ出せば各々に注ぎ、ボトルを冷蔵庫にしまうのと引き換えに氷も出しグラスに浮かべて)とりあえず座れー?鷺も居るしな(冗談めかした口調で部屋を振り返ると、壁にある海の絵、机にある双眼の絵、本棚にある友人達と過ごす自分が描かれた絵へと視線を転じて)
2008/7/23(水)22:10
★本城正義
今晩は、お邪魔します。…夏休みでアルバイトもフル回転じゃないですか?確か本屋でしたよね。(扉の向こうに出迎える親しき相手の顔を見れば、知らず強張る表情が和み。招かれるまま玄関で靴を脱ぎ部屋に上がると懐かしそうに双眸細め)――あ、そうです。母が毎年漬けてる梅干なんですが、先輩達にお裾分けしたいからって言ったら段ボール箱一杯送ってきたんですよ。(母親の気遣いを愉快そうに口にすると、腕に抱えた壷を差し出し。小さな蓋を開けると僅かに小振りな梅干が入っていて)夏バテ防止に一日一個取ると良いらしいです。
2008/7/23(水)21:58
★桐谷朱鷺
(今し方入ってきた扉からノックの音と友人の声がすればその僅かな覇気のなさに気づきつつ玄関へ向かい、扉を開いて)おー、来たか、正義。俺バイト上がりが遅くなって今帰ったとこでさ。とりあえず上がれ?(数日ぶりの友人の姿に頬を緩め片手で扉を押さえて入るよう促せば手持ちの壷に目が留まり)お、もしかして梅干しか?
2008/7/23(水)21:39
[203][201]
[掲示板に戻る]