100号室 桐谷 朱鷺
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2008/7/24 1:08
★本城正義
(己の鈍さもひたむきに部活に励む気持ちも察してくれているのか立てられた指に微かな笑み漏らして双眸細め。相手の仮説を聞けば、第三者から見た視点は己も思いが及ばなかった意見に納得して聞き入り。大切に想うが故に手を差し出して事で逆に苦しめてしまった事実に気付き申し訳なく呟き)…俺は知らない間に彼を苦しめていたんですね…。――誰でも…？そう…か…(真摯に投げられた問いにハッとして顔を上げると、瞬時に浮かんだ面影に顔をくしゃりと歪め。込み上げる思いに瞳を潤ませ零れるのを耐える様に瞬きしながら顔を俯かせ)誰でも良い訳じゃない……あいつじゃなきゃ…ダメなんだ。馬鹿だな、俺。どんなに望んでも…もう届かないのに。(止め処なく溢れる愛しさが大粒の雫として頬に伝い。そっと耳に揺れる翼に触れると、改めて届かない人への色褪せない愛情を思い知らされ。泣き笑いの笑顔で顔を上げると眼鏡を取って手の甲で目許を擦り)…済みません、有難う御座いました。俺、やっぱりまだ新しい恋は出来ないみたいです。
2008/7/24(木)1:08
★桐谷朱鷺
（相手から小さいなりにも笑いが洩れると僅かに安堵し、その通りだと言うように組んだ手の人差し指を立てて。それをしまうと相手の言葉に瞼を伏せ）まあ、人には得意不得意があるからな。言ってる俺もすげぇ察しが良いってわけじゃねえし。…んー、どうだろな？なんでそう思ったかは本人に訊かなきゃ分かんねぇけど…。つかもしくは、お前に気持ちが届かねぇと察して、そのまま傍に居ていつかお前に恋人ができた時受け入れられる自信がねぇから、とかか…（唸りながら首を捻らせ様々な可能性を考えるも当人の言葉の意図が分からぬ事にはどうにもならず、頭を垂れて）
……温もりには、俺も飢えてるよ。鷺が居ねぇ今、しっかり心に優しさを差し出してくれる手を、愛おしく感じたりとか…するし。でも、結局鷺じゃなきゃ嫌でさ。…正義も同じじゃねぇか？誰のでもいいから温もりを感じてぇのか、その相手じゃなきゃ嫌なのか…それによって答えも変わってくるんだと思うよ（頭を上げて眉を下げ少し言いづらそうに本音を口に出せば真摯な声で相手へ投げかけ）
2008/7/24(木)0:45
★本城正義
勿論、喜んで。…はは、だとしても怒られるのは俺じゃないですね。(相手の気遣いなのか紡がれる軽口に己の鼓動も漸く収まりを見せ、やっと汗を掻いて濡れるグラスに手を伸ばす余裕も取り戻し。頂きます、とグラスのアイスティを喉に流せば一息吐いて相手の言わんとする感想を悟ったかフッと短く噴出し眉尾下げ)ええ、解ってます。俺…弓道一直線で、他の事には疎いですから。…いる様に、見えた？…清孝の、事でしょうか。(喉を潤しグラスを置くと相手の視線が己のピアスに注がれているのを感じ。濡れた指先で銀の翼にそっと触れて思案気に呟き)――っ、…それは…自分でも…迷っています。俺は…思い出と、大切な人達の支えがあればそれで良いって思ってました。でも…昨日…その人に抱き締められた時、嬉しさと切なくなるほど苦しさを感じて。情けない位…人の温もりに飢えている自分を思い知りました。けれどそれが恋なのかと聞かれたら…解らない、としか言えないんです。自分で自分の気持ち解らないなんて…っ(膝に肘を付いて両手を強く組み合わせると、自分の中の葛藤を苦しげに吐き出しながら確かに感じた感情の変化と思考の歯車が合わないもどかしさに唇を噛み締め)
2008/7/24(木)0:18
★桐谷朱鷺
おう。うどんまでに俺達の親睦もさらに深めとこう。…てな事したら鷺が拗ねるかな？（相手の誘いに口許しならせ最後に肩を竦めて冗談を口にし。とりあえず仕切り直しにとアイスティーで喉を潤せばグラスから手を離し、テーブルの上で腕を組み暫し思案する間を置いて）…まあな、敏感に感づいてる正義ってのもまた想像つかねぇけど、…って、別に馬鹿にしてるわけじゃなくて（素直な感想を口にするも誤解があっては困るとすぐに続きを付け足して。恋人候補の存在を否定する相手を見れば片手で小さく後ろ首を掻き）まあ、そういう奴が居たとしても俺は応援するけどさ。…でもその友達には、正義にそんな相手が居るように見えたって事なんだろうなぁ（考えながら静かに言葉を紡ぎ、相手の耳に据えられた銀の翼に視線を移すと両手を組んで）…なあ、正義。答えたくなければ黙秘で構わねぇけどさ…今、お前の気持ちはどこに向いてる？
2008/7/23(水)23:48
★本城正義
インハイが終れば俺もお付き合いしますよ。遊びに行くなら気軽に声掛けて下さい。(待つ身の思いは理解出来ると肯定示す様に深く頷き、己も喜んで出掛けると申し出ては口端を持ち上げ。唐突な告白に相手の反応も無理からぬ事で、困惑する相手に情けない笑みで髪を掻き上げ)…そう、ですね。お恥ずかしい事に全然気付いてませんでしたが。…え？いいえっ。全くその気配もありませんよ。親しい友人は何人かいますが…好意を示されたのはその人だけですから。(相手の見解に頷くも、問いには恋人などと言う気配すら己に思い当たる節もなく、驚いた様に瞠目して慌てて首を振って素直に答え)
2008/7/23(水)23:28
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