100号室 桐谷 朱鷺

▼過去ログ255
2010/8/12 4:24

★一宮尚久
疲れたならベッドで寝なよ?(ベッドがある方向を差し示し寝るように薦めると、先程迄の雰囲気が嘘のように、けろりとして立ち上がり相手の手を引いて。そのうち相手は眠り始めるだろうか、自分は珈琲のグラスを右手に携帯を左手に、相手に背を向けてすぐ横の床に座り携帯を弄り始め。暫く間を置いてから後ろに軽く凭れるようにベッドの側面に背中を預け、時折氷が溶けて中身が薄くなったグラスを傾けながら学院の掲示板やその他諸々を延々と巡回して回り)
2010/8/12(木)4:24

★桐谷朱鷺
事後報告だってな、なにも『俺は嘆いてました』なんて報告をしてる訳じゃねぇんだよ。それにな、相手にもなぜか伝わっちまうんだ。それほどの仲ではあったし、それに、そういう上手い対処ってのがな、できなくなっちまうんだよ。それこそ理屈が通用しねぇんだ(相手の話を聞けば反論の余地はなく、そのとおりだと肯定し、それでも尚語りたいと欲する事があるらしく静かに口を開き)…泣かねぇよ。つか尚久は見えねぇものを怖がってばっかじゃ駄目だぞ(小さく笑み相手の頭へ手を伸ばし髪を混ぜれば欠伸を催し腰を上げ)つかやべ…なんか色々話したら眠気が。悪い、片付けは起きたらやるから、眠っていいか?(吐露して気が抜けたか強い眠気を感じベッドへ身を投げ出せば小さな呟きを最後に寝息を立て始め)…有難うな、尚久。>就寝
2010/8/12(木)4:21

★一宮尚久
それは、今より更に余裕がなかったと。相当だ。…なんて言うのは意地悪?まぁ、一次微分に現在を代入して、値が正ならそれはそれで良いけれど。(接客業の見本の様な緩やかな弧を口唇で描きつつ、相手の問いを鼻で笑って)愚問だね。嘆かなかったと思ってたら、最初からこんな話はしてないでしょう?…その人にバレないように上手く嘆いてよ、事後報告じゃなくて。ニーナだって、友達が苦しんでるときに何も出来ない無力感くらい、俺より良く知ってるでしょ。方法は次に崩れかけた時に考えてあげる。そんなこと無いことを祈ってるけど。(最後の一言を耳が拾い上げると、漸く相手の目から視線を外し、瞳は宛もなくすっと左上を向き)2度、ね。それは耐えられそうに無いな。俺は今のところ影も見えない1度目でさえ怖いよ。ニーナ、今泣いても良いくらいじゃないの、それ。(視線を彼方へ向けたままグラスを傾けて、何処か軽くも聞こえる平生の声色を繕って)それは伝わってるよ、多分ね。(不意に、カラ、と氷が鳴ったのに合わせ何処か遠くへ向かっていた視線が相手に戻すと、肘を付いたままの空いた手をテーブルに寝かせ、僅かに首を傾げて)
2010/8/12(木)3:02

★桐谷朱鷺
分かってるよ。尚久が心まで涼やかじゃねぇって事は。見た目と実情は違う。それと同じで、余裕がねぇのに余裕があると嘘をつく人も居るだろうな。でも、今の俺には以前よりも余裕があるってのは確かだよ(己から目を逸らさない相手を見ながらゆっくりと目を瞬かせ、相手が信じる信じないはともかくとした言葉を述べ)…つか、俺が嘆かなかったと思うか?…辛くて、可哀想で、飯も食えなくて…だけど俺が嘆いてると、あいつが謝るんだよ。嘆いても仕方ねぇんじゃなくて、嘆いてる姿ばっか見せる訳にはいかなかったんだ。それで皆を頼った。でも、その時点で嘆いてた事については事後報告になっちまって、斗真に叱られたんだけど(静かであまり声を張ってはいないもはっきりとした口調でゆっくりと語り、少し間を置いてからまた言葉を紡ぐための息を吸い)何かしなきゃって思うのは勿論あいつのためだけど、それだけじゃなかった。俺がそうしたかったんだ。俺はちゃんと自分の感情で自分のために動いてたよ。できる限りの事をしたかった。だって…な、好きな人を亡くすなんて事…さすがに2度は耐えらんねぇからさ(今も尚己を見据える相手と合わせていた視線を最後に躊躇いがちに手元に移せばポツリと足し。すぐに緩い笑みを浮かべ長く話したからか口内の渇きを覚え僅か珈琲に口を付け)押し付けがましさのある生徒会にはしたくねぇんだよ、会長としては。だから良かった。ホントに。
2010/8/12(木)2:27

★一宮尚久
まぁね。今も結構涼しい顔してるでしょ?結構、今気を揉んでるんだよ、これでも。恋人の事だけじゃなくて。俺ね、天の邪鬼なの。幸せだと不安を感じる。大丈夫と言われれば弱ってるように見える。余裕があると言われれば無いように見える。(目を細めて相手の様子を伺い続けながら、静かにすうっと息を長く吸って)病気ね…其ばっかりは不可抗力だから、医者でもない限り確かにどうしようもないけれど。俺、その件もニーナの大切な人のことも知らないから、ニーナに関してだけ個人的な感想を言うね。普通さ、そう言う天災みたいなことが降りかかると、どうして自分の大切な人にそういう事が起きるんだって、嘆かない?例え、無意味だと分かっていても。そのワンステップを、何故かニーナは飛ばしちゃうか、疎かにする気がして。励まさなきゃ出来る限りのことをしなきゃって、一段飛ばしで走ってっちゃうような。確かに、嘆いても仕方ないって俺も頭では思うよ。でも、感情は不随意の方が大きいって教えてくれたのも、感情があるのは大前提でバレないように潜める位しか出来ないって言ったのも、ニーナだよ。その辺、押し込んで歪みに繋がっていかないのかなぁって…見当違いだったら気にしないで。(静かな口調ではあるが、長い話を、例え相手が遮ろうとしても勝手に話し続けるような、一定のリズムで言葉を次々継いで行き。その間一番動く筈の口許を隠したままで、視線は相手から反らさずに殆ど表情の変化はなく)自己満足じゃ終わらないよ、ニーナ達が一生懸命作ったんでしょ?(漸く顔の前で重ねた手を解き、口許に緩やかな笑み浮かべて、片肘はテーブルに付いたままにグラスに手を伸ばし)
2010/8/12(木)1:50


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