100号室 桐谷 朱鷺

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2016/5/30 0:01

★桐谷朱鷺
(相手の言葉は心から姉の幸せを祝福していると見て取れ、卓上に置いたまま汗を掻いているボトルに手を伸ばし蓋を開けて一口煽り、悪戯な眼差しを向け)だったら、一縷も寂しがりって事になるけど?ーー…ん、有難うな。でも、兄貴と一緒にほぼバックパッカーやるようなもんだから、最初こそ狙われるかもだけど、そのうちなくなるんじゃねぇかな。目標は現地人に溶け込む事(一瞬揺れた相手の瞳、瞼を伏せて笑みを馳せてからボトルを置いた手を伸べ、相手の髪を片手で混ぜて撫でるような仕草をしてからその手を引き)インドはさ、日本や他の国とは死生観がまるで違うらしいんだよな。…行った先の電波事情とかがわかんねぇから何とも言えねぇんだけど…それでも、辞めてく俺と縁を繋げようとしてくれた事が嬉しかった。んで、それ以上に、今までずっと身近に感じてくれてた事が、何より嬉しい。有難うな、一縷。今まで、ホントに(相手からも携帯が出され意志の存在が解れば己の携帯に掌を乗せたまま相手を見詰め)
2016/5/30(月)0:01

★紺野一縷
うん、そうだなぁ。姉さんも幸せそうだし、お義兄さんもいい人だから、俺も嬉しいよ。
(野菜スティックは大根の他に、人参やキュウリ等がスティック上に切られタッパーに詰められている。その中から次は人参を手に取りディップにつけてからまた音を立てて咀嚼して)
ときちゃんが寂しがりなら、その気持ちを組んだ友人達も寂しがりだったのかも、なんてなぁ
(少し茶化す意図も入れてか、己のことか、冗談めかして言う相手に返し。己の心配をいつも通りしてくれる相手にしかと目線を向ければ”もういない”の言葉に瞳が揺れて。行き先を問うた返事に指差す方向へちらりと目線をずらして)
気を付けるよ、尚更な……
アジア方面かー…俺はそっちの方は行ったことがないから何も助言らしいことは言えないけど……んー、とりあえず、財布は2つ用意しておいて、強盗に遭ったら抵抗せず目を合わせないように下を見て、素直に片方の財布を差し出すんだよ。強盗に遭わないのが1番だけど、何処の国も日本より安全とは言えないから。
……なんて、行く前から気持ちを削ぐようなことかな、これ?ごめんな。心配でさ…
(日本では殆ど遭わない強盗だが、国によっては当たり前の出来事且つ迂闊に抵抗したり犯人の顔を見たりすると命の危険があることを伝えずにはいられず、話してから、はたとマイナスなことを話してしまったと少し目線を下げて)
けど、インドいいな。俺も行ってみたい。日本ともドイツとも世界観がまるで違うんだろうなぁ
(続く連絡先の話に一瞬息が詰まるも、相手が了承してくれたことにほっとした気持ちと安堵がふと息からため息として出ると同時にじわじわと目元が赤く変化していき。自分もスマホをポケットから取り出して机上に置いて見せ)
連絡先…ありがとう。忙しいだろうから、不精でも全然、気にしないよ……良かったー
2016/5/29(日)23:37

★桐谷朱鷺
そうだったな…でも今は家族が増えて、良かったな(過去の記憶に思い馳せながら穏やかな口調で告げながら皿上のロールキャベツを完食すればスープの名残のない空きスペースにきんぴらを取り分け)はは、そうだったら嬉しいし有り難ぇけど、単に俺が寂しがりだっただけかもしんねぇぞ?(言葉どおり嬉しさと有り難さを感じる言葉に内心照れを覚えながら冗談めかしてきんぴらを口にし、繊維室のそれを噛み締めるようにして素朴な味を堪能し)そっか…これからは、つかこれからも、身体には気を付けろよ?此処にはもう俺が居ねぇんだから(居たところでとの答えが返りそうながら至極真面目な風情で相手を見詰め、己への問いには恐らく大陸があるであろう西の方角を指差し)アジア。香港から東南アジアを回って、最後はインド行きてぇなって。そこが本命。心身の色々をひっくり返しに行きたくてさ。そこでだ、一縷、(己の計画を大雑把に伝えつつ箸を置けばポケットから携帯を取り出し、卓上の互いの中央あたりの位置に置き相手を見遣り)母親から聞いた。連絡先の事。俺きっと相当不精になると思うんだけど…それでも許してもらえるなら。
2016/5/29(日)23:13

★紺野一縷
遠方のハイデを除いたら、たった2人きりの家族だったから、精神的な結び付きは強いと思うよ。
(手前に置かれた紙皿に意図を理解して礼を言うと、自分もロールキャベツを1つ取って皿に乗せ、橋で半分に割ってからスープの滴るロールキャベツを口に運び咀嚼)
ときちゃんには、人を惹き寄せる力があるんだろうなぁ、って思ってたよ。物理的に理由があるとしても、やっぱりここが友人達の集まりの場になってたのはときちゃんの人柄だよ
(もう半分のロールキャベツも口に含んで染み込んだスープや旨味を味わいつつ咀嚼して、野菜スティックに手を伸ばし、大根に味噌マヨディップをつけて歯応えのよい音を立てつつ咀嚼して)
…うん、俺も4月からまた少し多忙でさ、でも漸く慣れてきたところ。体調も安定してきたしな。………日本を発って、何処に飛び出すんだっけ?
2016/5/29(日)22:42

★桐谷朱鷺
ああ、うん。言ってたな。一縷と姉さんの絆の強さみてぇなのを感じたよ(肉じゃがの具を一通り口にしてからロールキャベツに手をつけようとするものの取り皿が必要かと思い立てば一旦箸を置いて立ち上がり)そうか?まあ、こんな風にサシでってのも多かったけど、何人かで集まったりもあったかな。ほら、一番古い部屋だしエントランスからも近いし、物理的にも必然(棚から紙皿を取り出し手にして相手の元へ戻れば互いの前に置いて座り、ロールキャベツを己の皿に1つ移し箸で切り分け口に運び、スープがじわりと滲み出るそれをゆっくりと味わい)…良かったよ。最近は一縷もあんま時間なさそうだったから、こうして会うのも難しいかなと思ってたんだ。日本発つ前に和の家庭料理も食わせてもらえたし、幸せだ。
2016/5/29(日)22:25

★紺野一縷
そうそう、お義兄さんが和食好きだからって、日本食の特訓してたんだよなぁ。……寂しそう、だったか…?んー、……そうかもしれないなぁ。なんか、俺の役目が終わった気がしたんだよ、あの時。
(同意を込めて頷くものの、次の発言には少し首を傾げて見せるが、思い当たる節があるのか目尻を下げて肩を若干すくませ。相手に続いて自分も肉じゃがに箸をつけて口に運び、咀嚼して相手の話に耳を傾けて)
そうだな、人が沢山集まってた印象が強いなぁときちゃんの部屋は……溜まり場、って訳じゃないけど、過ごしやすくて安心感があったのかもしれない。確かに泊まりもしたな。
2016/5/29(日)22:15


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