100号室 桐谷 朱鷺

▼過去ログ507
2017/3/13 22:05

★綾瀬裕夢
(静寂広がる肌寒い寮棟の廊下にて時折立ち止まった後足先を見ながら深呼吸為す事で無意識の内力んでいた肩の力抜きまた一歩と前へ進んでは数歩先にて歩みを止める動作繰り返し其れでも少しずつと目的地までの距離を縮めて行き、軈て辿り着いた一室の扉暫時静かに見詰めているも漸くと持ち上げた片手先其れへ軽く当てては少し後ろへ下がった後顔を下へ向け上下共緩さ目立つ紺地のスウェット姿にて袖を指先で握り締め乍ら何かしらの反応を待ち始めて)>入室
2017/3/13(月)22:05

★桐谷朱鷺
(制服にマフラーを巻きポケットに手を入れ歩いてくると寮棟一番手前の部屋に入り、灯りを点けるなり玄関先に置いたままの畳んだ段ボールの束に気付き、己が奥へ進むついでにと手にして運びベランダへと出して扉を閉め、マフラーを外して上着を脱げばラグやソファ周りにある段ボール箱数個を取り敢えず重ねて部屋の隅に置き、片付けをしたとも言えない適当さで満足するとネクタイを解いて上着と併せてクローゼットに掛け)>入室
2017/3/13(月)22:01

★桐谷朱鷺
(規定の長袖シャツの袖を肘まで折り返しネクタイを緩く締め着崩した制服姿で静かに部屋に入ってくれば真ん中にボストンバッグが1つある以外は備え付けの家具しかなくなった室内に灯りを点し奥へと向かい、昨夜帰宅した際に目を通したものの置いたままになっていた友人からのメモを手に取り今一度黙読してからバッグのポケットにしまえば窓際に歩み寄りすっかり見慣れた夜の景色を眺め)>入室

(暫し経ち寝具のなくなったベッドに腰掛け部屋を見渡せば9年という歳月を過ごした形跡が壁や床にのそこかしこに見受けられ、一気に溢れ出す思い出の断片達が己の琴線に触れそうで震えそうになる息を止め、長く掲げていたためキャンバスの形に焼けの残る壁の一角を見付ければ立ち上がって歩み寄り指先でそっと跡を撫で)…有難うな(愛着を込めて呟き小さく笑めばバッグを拾い上げて片肩に担ぎ、玄関まで歩んで靴を履き一度振り返ると再び室内に視線を巡らせ見渡してから扉の最後の開閉を為して施錠をし部屋を後にし)>退室/移動
2016/5/31(火)23:56

★紺野一縷
(微睡みの中、ゆっくりと意識が浮上しぼんやりと寝返りを打ち、掛けていた薄い肌掛けに潜って再度うとうとしたところで、肌掛けから香る柔軟剤の匂いが自分の使っているものとは違うことに気付き、顔を出して室内をぼんやりとした眼で見渡すと、片付けられた部屋であることに気付くと同時に昨夜友人宅に泊まったことを思い出して)>起床
……ときちゃん、は、もう出たのか…?
(ゆっくりと起き上がると枕元にメモと鍵が置いてあるのを見つけ、メモと鍵を手に取りそれを読めば、柔らかく笑み。ベッドから下りて室内を見渡し、この部屋の主が使ったであろうメモとペンを拝借して自分もメモを書いてローテーブルの上へ置く。借りた寝間着代わりの服から昨日の服に着替え、空になった紙袋に借りた寝間着代わりの服を入れ、ベッドを整えてから部屋のドアまで行き、私物の殆どない片付けられた部屋を数秒眺め)
この部屋にも、想い出が詰まってるんだよなぁ…今までありがとな。
(感慨深げにぽつりと呟くと、踵を返して部屋から出て鍵を閉め、指定通りにポストに鍵を入れて自分の部屋へ)>退室

【メモ】
メモとペン借ります。
此方こそ、昨日は遅くまでありがとう。ブレスレットも、喜んでもらえて良かった。
借りた服は洗って返すよ。多分直接渡せないだろうから、ドアノブに掛けておく。
…ありがとう。
連絡待ってる。
by一縷
2016/5/30(月)14:22

★桐谷朱鷺
(室内の気温が上昇し暑さを覚えながら浮上する意識の中傍らに人の気配を感じればゆっくりと瞼を開け、目の前に友人の寝顔があれば軽く驚き目を瞬かせ。鈍い思考を巡らせる時間を持ってから昨夜の経緯を思い出せば柔く笑み、相手を起こさぬように体を起こしベッドを降り)>起床

(携帯で時刻やメールを確認してから風呂場に向かいシャワーを浴び、暫しして出てくれば私服に着替え、昨夜貰ったばかりの為入浴中に外していたブレスレットを腕時計と共に装着し、身支度を整えてからベッドに歩み寄り未だ眠る相手を覗き見て眺め)…有難うな(一旦見納めとその顔を見詰め記憶に留めてから離れれば枕元にメモと鍵を置いてから玄関に向かい、スニーカーを履いて静かに外へ出て行き)>退室

【メモ】
おはよ、一縷。
先に出るよ。鍵は郵便ポストに入れといてくれ。
昨日は有難うな。ブレスレット大切にする。
また理事長さんに問い合わせた後に連絡するよ。

朱鷺
2016/5/30(月)12:38

★紺野一縷
(片付けも終わり、手渡された寝間着代わりのTシャツとハーフパンツを受け取り礼を言うと、手短にぱっと着替えて着ていたものを畳んで空になった紙袋と共に隅に置き)
姉さんも、ときちゃんとの縁を大切にしたいって言ってたよ。
うん、ブレスレット似合う……ときちゃんは、そういう色が似合うと思ったんだ。此方こそ早速つけてくれてありがとう。
(受け取られたブレスレットを即身に付けてくれたことに笑みを溢せば、整えられたベッドに相手に続いて上がり、寝転がるとそれに合わせて灯りが消され、時間も遅いためか直ぐ微睡み始めたが、相手の方を向いて体に感じるぬくもりにほっと息を吐き、次第に静かな寝息をたてて眠りにつく)
ときちゃん、お休み。ありがとう…>就寝
2016/5/30(月)4:17


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