100号室 桐谷 朱鷺

▼過去ログ510
2017/3/14 4:06

★綾瀬裕夢
(揺らぎそうに成る視線強く手先握り締める事で何とか彼へ定め続け帰宅の意浮かべた笑顔崩さず告げ切る事で僅か安堵滲むも刹那、立ち上がろうとした己引き留める様彼が自身の二の腕掴むなら驚きと動揺が同時に瞳へ色付き数瞬のみ其れ此方へ引く事で抵抗と成して。然し直ぐに脱力しては俯き乍ら座り直し、幾度も薄く唇開いては閉ざす所作繰り返した後弱々しく本音紡ぎ出して)……矢っ張り少しも色褪せなかった俺の相変わらずは、君には必要無い。だから、早く捨てなくちゃと…思っただけ。…離して、朱鷺。(時折言葉が詰まり上手く声が出なく成るも伝わらぬ程では無いだろうと其れ以上は口を開かず、折角再会出来た至極の時間を上手く過ごせなかった自分自身への苛立ちと嫌悪を爪先掌に立てる事で遣り過ごし乍ら次ぎ何事も無い様微笑んで彼見詰め)帰るね、今日は遅くまでありがと。此れからも宜しくお願いします。
2017/3/14(火)4:06

★桐谷朱鷺
その思いが心に浮かぶような場所を持てねぇ奴も持とうとしねぇ奴も居る中で、裕夢はそういう場所がある事を知ってるじゃねぇか(相手の言葉に小さく緩く首を振ってから告げられた礼に対し笑みを浮かべるも、相手の表情の変化や仕種で平常に非ずな雰囲気を感じると相手の二の腕を掴み)…何も無くも大丈夫でもねぇだろ、そりゃ。何年一緒に居ると思ってんだ(鋭さはないながら視線を相手へと定めれば日頃より重みのある声を発し)言えよ。
2017/3/14(火)3:24

★綾瀬裕夢
真直ぐじゃないよ、俺。少なくとも自分ではそう思ってる。けどありがとう、そうで在りたいと思ってたからそう云ってもらえるのは凄く嬉しい。(予想外の台詞に丸めた瞳を数度瞬かせるも直ぐに何処か照れの混じるはにかんだ笑顔を滲ませるも刹那、告げられた問いと向けられた目線に息を飲み漸く細々と流した呼気に言葉乗せようと為すも叶わず其れでも尚笑みを浮かべようと口端柔く引き上げ乍ら首左右振り其処で漸くと詞紡ぎ出して)何も無いよ、大丈夫。話を聞かせて呉れてありがとう。……そろそろ帰ろうかな、こんな時間まで居座ってしまった。
2017/3/14(火)3:11

★桐谷朱鷺
相変わらず、ってこれは良い意味の相変わらずだけど、裕夢はホントに真っ直ぐだなぁ(己が己を欠陥と考える理由の感情を相手が芯すら帯びさせて携えている事に羨望の思いすら感じて双眸を細めるも、相手の表情が驚きの後に曇り行くように見え、徐々に軽くなる片側が気にかかれば顔を覗き見遣るように首を傾け)…どうした?妙な事言ったか?
2017/3/14(火)2:58

★綾瀬裕夢
大好きな人の隣に、見詰められる距離に、触れられる場所に、…ただ傍に居たいんだよ。(穏やかな表情其の儘に言葉を紡ぎ出し一度双眸を閉ざすも軈て瞼持ち上げた先在る彼の瞳に再びと視線定め、其れが交わらない事も気にせず見詰め続けていれば不意と問い掛けに加え一つの所作を与えられ淡く笑声奏で乍ら言外の返答と首左右に振り。然し次いで並べられる羅列の一つ一つを真剣な表情以て静かに聞き受けるなら軈て彼が浮かべた笑顔を何処か驚き滲む眼差しで見据えた後僅か眉下げつつ微笑み、其れと同時急に成らぬ様少しずつと凭れていた体を起こし目線を下へと落として)凄く大事な時を君は過ごしたんだね。……色々な事が君の中へ流れて、積って、混ざり合ったのかな。的外れな事云ってたらごめんよ。
2017/3/14(火)2:17

★桐谷朱鷺
そのようです。でも今回は兄貴だけじゃなく、親父も肩を持ってくれまして(相手の言葉に数回の頷きを以て答えながら相手の居る側諸とも小さく肩を揺らし、間近にて交わった視線を静かな瞬きで途切れさせると手元に定め)まあ…幸福でもあり、残酷でもあり…表裏一体かもな。…なに、泣いてるように見える?(不意に傍らから指が目許の肌を撫ぜると瞳を流して相手の手の下から掬い見遣り、相手の頭へと掌を乗せると無遠慮に混ぜ)俺さ、いろんな物身に付けて行ったんだよ。以前から肌身離さずだった物から、辞める前に無事を祈って贈ってもらった物まで沢山。でもさ、金目の物は盗られる心配あったし、あとはチェーンが切れたり汚れまくったり……なくさねぇために外す事にしたんだ。そんなの初めてでさ…温泉とかで一時的に外した事はあっても、ホントの意味で外した事なんてなかったんだよな。…それが、いざ外すとなんか何処か軽くなったような、でも心許ねぇような…そういう心境が、少し、青藍に初めて来た時に似てたんだよなぁ。だから、今なら、と(最初は丁寧に言葉を紡いでいくものの最後は何処か晴れやかな微笑を浮かべ)
2017/3/14(火)1:51


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