100号室 桐谷 朱鷺
▼過去ログ56
2007/11/2 12:05
★桐谷朱鷺
おう。間違いねぇ。つかなるべく早いうちに(火にかけ一段落すれば拳を握り向けられた指の前に突き立て、続く言葉には思い出したように頷いて)言った…かな、うん。でもほら、東護さんに比べりゃ俺はまだまだガキんちょだから。…東護さんは、観察眼とか分析力とか長けてそうじゃん?状況把握も相手の気持ち汲み取るのも上手そうで。だから大丈夫だよ、奏くん達は(拳を解くとその手を相手の肩にポンと乗せ、火加減について聞き入れ頷きつつ冷蔵庫に向かい扉を開けて)出来上がるまで何か飲む?…あ、それ東護さんから聞いた気がする。でも料理やんねぇ人間からすれば、お粥のイメージなんてそんなもんなんだよ(相手の恋人の台詞に小さく吹き出せばそのまま堪えたように笑い続けて)
2007/5/31(木)2:26
2007/11/2(金)12:05
★葉月 奏
よーっし、こうなったら意地でも調べるッ。朱鷺君、今度一緒に図書室で資料探しツアーに出かけよ?動物図鑑とかならそんな面白い特性持ってる動物書いてるかも知れへんし(疑問はそのままにしておけない所為かビシッと相手の鼻先に指を向け、鼻息も荒く意気揚々と提案し)
前の料理教室で、朱鷺君も似た様な事言うてたね。…やっぱり東護先生と朱鷺君て似てる(指した指を下ろすと鍋に向かう頼もしい友人の横顔をふふっと笑み零しながら微笑ましく双眸細め)
火加減のポイントは吹き零れへん程度の弱さ。あんまり弱わぁても米粒無くなって液体みたいになるからね(眉尻下げて確かに難しい火加減に苦笑零し。思い出したのかクッと喉鳴らして背中丸め)
前にな、東護先生が「お粥は米入れてが〜っと煮るだけだろ?」って。あんまり可笑しくて細かく指摘するんも可哀想になってん。
2007/5/31(木)2:15
2007/11/2(金)12:05
★桐谷朱鷺
俺も。俺もたぶんテレビ。…もうさ、俺こういうの悔しくてたまんねぇんだ。たいてい忘れねぇほうなんだけど…(一度頭を垂れ軽く振ってから隣で同じ状況に陥っている相手を見れば眉を下げ、水を米の5倍分計って鍋に入れ)
確かに、良くも悪くも形は変わってくよな。…でも根っこに揺るぎねぇ絶対的なもんがあれば、なんとかなるよ。相手はあの東護さんだしさ(照れ臭そうな相手を視界の端に捉え口許を緩め、水を入れ終えればコンロに鍋を置き蓋をして火にかけて、自分の失敗に気づいたように顔をしかめ)あー…たぶん俺、前は40分も煮てねぇわ。水なくなったとこで止めただけだし。吹き零れそうだったから蓋も全開にした。
2007/5/31(木)1:57
2007/11/2(金)12:05
★葉月 奏
せやろ?俺も何やテレビか何かで見た記憶があるん。ぅう〜喉まで出掛かって思い出せんと、余計にめっちゃ気になるッ(中途半端な感覚に拳握って軽く左右に体揺らしながら身悶えし、相手も似た様な感覚なのか渋面作る様子にへらっと情け無い笑み浮かべ)
け…?!…そっか。結婚、みたいやな、うん。東護先生は…形が変わっても根っこが同じやったら大丈夫って言うてくれたん。せやから俺も信じてついていく(シンクに両手を着いて照れを誤魔化す様に何度か爪先立てて背伸びしたりと身動ぎしながらも嬉しげに深く頷き)
…ああ、ほんなら火が強すぎたんや。沸騰するまでは普通の火加減で良いけど、プツプツ泡が出てきたらめっちゃ弱火にして?ほんで菜箸か何かで隙間作って蓋をしたら吹き零れへん様に注意しながら40分から1時間煮込んで出来上がりっ
2007/5/31(木)1:43
2007/11/2(金)12:05
★桐谷朱鷺
あ、なんか俺も知ってるかも。あーでも思い出せねぇ…何だっけ?(知っているのに思い出せない状況がよほど悔しいのか研ぐ手を止め眉間に皺寄せ手首の内側で額を叩いて。すっきりしないも相手の記念日の話を聞けば手を下ろし頬を緩めて再び作業を始めて)よかったなぁ。教会で宣誓なんて、結婚したも同然じゃん?(肘で相手を小突きながら冗談混じりに横目で見遣り、5回目の洗いを終えれば米を零さぬように水を捨て鍋の底の水滴を布巾で拭って)その気長にコトコトがいまいちピンとこねぇんだよな。前は底が焦げて上が半煮えだった。火が強すぎたとか?
2007/5/31(木)1:22
2007/11/2(金)12:04
★葉月 奏
何や不思議なお人やもんね。ん〜…何やっけなぁ、そんな動物がおったんやけど。樹の上ではものごっつゆったりしてるのに、地上に降りるとめっちゃ足の速い動物(相手の恋人を思い出しながら似たようなイメージの動物が居た事を思い出し。思い出す様に指先でこめかみをグリグリと揉みながら僅かに眉を寄せ)
あはは、朱鷺君鋭いなぁ…多分そんな感じ。えっと…記念日は凄く思い出に残ったよ。二人だけで教会で宣誓して(記念日の思い出に薄く頬を赤らめながら幸せそうにはにかむと首に掛けた細い銀のチェーンを襟元に覗かせ、胸元のシャツの下で揺れるペンダントトップにした指輪を片手で押さえ)
うん、ほんで気長にコトコト煮たら基本のお粥は出来上がり。ただ、上手に作るポイントは、絶対掻き混ぜたらあかんって事。ほんで具を入れる時はお米が出来てから入れる事。(米を洗う相手の傍らで胸元の手を挙げると指を1本立てて工程とポイントを告げ)
2007/5/31(木)1:08
2007/11/2(金)12:04
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