┼ 鎖唄 ┼
過去ログ152
2006/1/11 0:32
投稿者:佐々男性 27歳 新潟
ダメ、ぜったい!溺れる
沈む
飲み込まれる
私は満ちる
私は飢える
犬よりも単純で
猫よりも気紛れ
人としての理性も無くし
魚のように口を開けた
ただの獣
[次のお題は?]
お金で買えるもの
1/11 0:32
投稿者:まさ女性
冬久しぶりに君と会った
家を出る前
電車の中
待っている時
気が重かった
君はまるで何も解らない様子だった
当たり前だろう
自分のしていることが
何一つ解っていないのだから
君と別れた後
私は電光石火の如く電車内に入った
一度も君を振り返らず
否
振り返りたくなかった
君は其處にいないだろうと思ったから
寒さのせいにしたかったから
[次のお題は?]
寒いですね!HOTなヤツいきまっせ!『唐辛子』
1/9 7:53
投稿者:けんぢ男性 36歳 栃木
太陽開け放った窓から
差し込む
朝の陽射し
光の中踊る埃に
ふたり
クシャミして
笑った
壁際の段ボール
何もなくなった
部屋が
どことなく
なんとなく
殺風景だね
故郷に帰るお前
ここに残る俺
これが最後じゃない
ここから始まるのさ
言葉も歌も
見付からないけど
お前の歩く空が
晴れてるといいな
陽が射すお前で
ありますように
http://blog.livedoor.jp/kendinotikara/[次のお題は?]
電光石火
1/9 3:48
HP
投稿者:禮螺綺羅女性
ごめんなさいコメント書いて自己満足、
というわけではなく、
下のお題欄の空欄は凡ミスです御免なさい。
[次のお題は?]
改めて「太陽」で。
1/8 18:55
HP
投稿者:禮螺綺羅女性
最果て当ても無く歩き疲れた
もう何度、日の浮き沈みを見ただろう
風に攫われて行った帽子は何処へ
雨に弄られて傷んだ装いは此処に
瞳は水を求めて乾き
唇は伝える言葉を失くして罅割れ
冷たい夜風に足元を取られながら
もたついて転んで
手を付いて泣いた
枯れた目頭を潤した涙は流れ
見える世界はくすんだ
その世界の中に差し込んだ
ランプ色の落日を捉えようと
頭を上げたら目の前に
大きな太陽がむっくり沈んで行こうとしていた
「若し若し太陽さん、此処は何処なのですか」
「疲れ果てた若者よ、此処は何処でも無いのだよ」
「若し若し太陽さん、では此処は世界のどの辺りなのですか」
「涙の枯れない若者よ、此処はお前を拒まない」
此処は何処でもないのだよ
此処はお前の最果て。
太陽はそう囁き
私は静かに、目を閉じた。
[次のお題は?]
何だか暗いなぁぁ。
1/8 18:53
HP