┼ 鎖唄 ┼

過去ログ206 2006/5/25 17:48

投稿者:アリシア
女性
大人な貴女
蝶のように華麗
そして繊細で魅惑的な
貴女の指先
その僅かな動きで漂う
香水の香に酔わされる


僕をさらに酔わそうと
艶のある赤に
爪を染めたのだろう

貴女が大人である証に
未熟な僕を突き放すため
完熟した紅を見せつけるのか

それとも
僕の心を握り潰すから
形の整った爪が
真っ赤に染まったのか


それならば構わない
貴女の爪ならば
痛くないのだから
[次のお題は?]
障害のある悲恋 でお願いします☆抽象的でごめんなさい
5/25 17:48
HP

投稿者:一秋
贖罪
私の胸が云う
善悪の定義を

其の心の侭に
冷静に背いた

幾何の夜をも
その罪に費し

幾度贖罪を繰り返し
幾度も夕焼けを恐れ

その罪償う事叶わず
貴方の待つ桜木には

赴けずにいる。
[次のお題は?]
紅い爪
5/25 2:22

投稿者:佐々
シャム猫会議
時間の流れを線で思い描いてみて。
君と僕がいる今と
誰も知らない未来。

まっすぐ伸びた、その線を
ぐぐっと、横に倒してごらん。

見えるかい?

そこにいる全ての僕と
その隣にいる全ての君が。
[次のお題は?]
約束を破る(破った)
5/24 23:26

投稿者:琴音
男性 19歳 埼玉
繋いだ手
初めて君と手を繋いだ時は、確かな温もりが宿っていた
落ち着けて安らげた
ずっと繋いでいたかった君の手
でも、最期に繋いだ君の手は力が無くて冷たかった

握っても決して握り返してくれはしなかった手
そして今…僕は温もりを忘れた手を空に上げて君に呟く


「…手、繋ごうか?」
[次のお題は?]
ダメ詩でごめんなさいヌ次は「一緒に居たかった」でお願いします。
5/24 20:41

投稿者:空木
「辿爽」
抜け出す事の出来ぬ
呪縛に嵌まった私を

救い出してくれた君

爽風に似た微笑みは
此の身にこびり付く

泥を清め癒していく

忘れられない感覚を
今一度と求める故に

君に辿り着けるよう

私はただ追い掛ける
一生掴めぬものだと

悟りながら手を伸ばす
[次のお題は?]
「手」で御願いします。
5/24 19:46
HP

投稿者:米田
留守番電話
十回目の呼び出し音

また同じ声で無機質に言われる留守の声

それを聞いて飲み込む自分の思い

いつからだろう

焦るようになったのは

なぜなんだろう

苛立ちが込み上げるのは

僕がやさしいのは普通なのではなく特別なのを気付いてほしい

そんな事を機械音の後に相づち無しで言えるわけもなく

生暖かい風に夏を感じその先の冬さえも感じる星空の下
[次のお題は?]

5/23 22:01

207205

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