┼ 鎖唄 ┼

過去ログ211 2006/6/17 19:08

投稿者:ari
線路
この世の中に散在する
人生という名の
無数の線路の上を
産まれた瞬間から
駆けてるだけの僕等が
出逢うことは
どれくらいの確率で
どれ程の意味がある?


偶然のような必然の元で
二つの線路が交差し
同じ瞬間にそこを
線路の主が通る

二つの線路が
並列して走り続ける
…等速度のまま

何と稀な可能性か…
偶然と呼ぶにも
必然と呼ぶにも程遠い


君は笑うだろうか
これを運命と呼ぶ
哀れな僕を…
出逢うことが運命なら
別れもその定めだと
君は認めるだろうか…
[次のお題は?]
果実(フルーツ)
6/17 19:08
HP

投稿者:空木
「紅憶」
聞こえてくる残響
嘗て起こりし悲劇

再び繰り返すのは
愚かなる人の業か

止める事も叶わず
諦めだけが浮かび

現れた希望ですら
酷い絶望に見える

鮮血と却火の記憶
紅に染まった標を

運命に奔らせてゆく
[次のお題は?]
「運命」、で御願いします。
6/17 17:11
HP

投稿者:たたら
プレゼント
眩しくって目をつぶってしまったんだ
だけど次の瞬間君はもういなかったんだ
僕は捕まえられなかったいつも独りでメソメソしているものだから
触角をピンと伸ばし、青紫の綺麗な羽を持つ君
美しさに見とれて手を伸ばしたけど
君の後ろの太陽の光が眩しくって
目をつぶってしまったんだ
羽が映す蒼い光が

もう君を見つけられない
[次のお題は?]

6/16 19:32

投稿者:ハルヒ
愚かさ
儚い空の断片に
手を伸ばし
落ちていく

其れは
始まり

月さえも
夢を見ていた闇夜


ナイトメアで
育った蝶

星夜に羽化する


ケシの花畑
佇む私は亡霊

濃い霧に
包まれるは


揺らめく魂の
残滓


求めてはいけない


知りつつも

罪へと歩いて

破滅を願う


終わりの時
身を包むのは
朱雀の焔

此処にあるのは

無意味な争いと
混沌を求める愚者
[次のお題は?]
ヒカリでお願いします
6/15 19:26

投稿者:姫蟶
女性 18歳
一夜
祭りの夜は
絢爛にきらびやかに
色とりどりの浴衣
明るい提灯
連なる屋台の軒
芸術の一瞬作るため
帯を締めて出掛けよう

祭りの夜は
楽しく賑やかに
太鼓に御輿に笑い声
喧嘩に罵声に囃し声
我を忘れて
騒音に身を委ねよう

祭りの終わりは
名残惜しく
閑散とした街並
最後の花火
消えかけた街灯
野良犬と烏
燈はしだいに遠退き
暗闇に座を譲り渡す

祭りのあとは
漆黒の夜に蠢く影
誰もいない道で
踊りあかす寂しい者達
朝は早い
空は朝焼けに白み始め
ビジネスマンが
どこからともなく現れる
祭りの夜は
夢の夜
許された時間は
わずかに一晩
[次のお題は?]
『始まりと終わり』でお願いします。
6/15 16:35

投稿者:りんご
女性 24歳 神奈川
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[次のお題は?]
なし
6/15 11:15
HP

212210

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