┼ 鎖唄 ┼
過去ログ215
2006/7/12 11:13
投稿者:狼少年男性 27歳 東京
罪人内側の罪荷
表面に背負う人
的に向う他怨が集まる
罪に詰められた
重さに膝が潰れる
人に括られた罪は
個人の枠を越え
人間という生物の輪に
無意識など無く
環境が施した意志は
無意識を盾に
意識を隠す
長い暗闇の時
次第に光を忘れ
目で見ずに
耳で聞かずに
口では話さずに
心に溜める
石の詰まった意識
意思を無意識に錯覚
耐えず生まれる罪に
生き物としての
命を見落としている
人にその持て余した罪を
預ける事で
今日も罪人達の
罪の世話が始まる
罪の積み木
崩れては積まれ
積まれては崩れ
罪が罪人を生み
人が罪を生む輪唱の命
[次のお題は?]
積み木
7/12 11:13
HP
投稿者:空木「涙罪」僕の隣で眠る君
幼く小さな寝息
柔らかな頬から
涙の痕が伺えた
初めて出会った
瞬間からずっと
憧れ続けてきた
君が持つ強さに
時には抉る如く
時には癒す如く
向けられる眼に
魅せられてきた
欺瞞の仮面被り
騙してばかりの
僕にとって君は
理想だったから
然れどいつしか
君と触れ合って
憧れは欲求へと
歪んでしまって
孤高を奪い去り
涙零させた僕は
何て酷い罪人だろう
[次のお題は?]
「罪人」で御願いします。
7/9 17:28
HP
投稿者:紗羅東京
Rain夜半すぎに降り始めた雨は優しく月を濡らす
お願い…
もうしばらく止まないでいて
この置き去りにされた思いを
あの人のことを
忘れられるまで
涙が涸れるまで
私を濡らして…
涙の痕が頬に残らないように
お願い…
[次のお題は?]
「涙の痕」でお願いします
7/8 23:02
投稿者:佐奈女性 17歳 北海道
澄み切っていた空霧雨の中、君は舞った
高く、高く。
どうして守れなかったのだろう
そんな疑問が
解けるとこはなく
一層強く
罪に縛りつけられる
目を閉じれば
浮かぶ鮮明すぎる記憶
泣いている君に
ただ抱きしめることしかできない僕
「泣かないで」
貼付けたような声しか喉からは出ない
そんな中で
ただ君は微笑む
酷く悲し気に。
気付いた時には
なにもかもが手遅れで
何かが潰れる嫌な音
鼓膜に痛い程響く叫び声
目の前にいたはずの
君の残像…
空に手を延ばしても
微かな水気を掴むだけ
下に手を延ばしても
君の冷たい体が見えるだけ
霧雨の中、君は舞った
悲しげに瞳を揺らして
悲しげに全てを背負って
最後まで僕を愛して。
見上げた空は
憎いくらい澄み切っていた。
[次のお題は?]
置き去り、でお願いします(*≧艸≦*)
7/7 23:58
投稿者:水姫さくらんぼいつも隣にいて
うっとうしいくらい近くて
いやでも側にいて
離れたくても
離れられない
貴方が私を支えてて
私がいるから貴方がいて
いつだって以心伝心
結局私達は
ふたつでひとつ
[次のお題は?]
今日の天気『霧雨』でお願いします
7/6 21:19
投稿者:たたら赤い旗君を切り裂くのは簡単さ
だって僕は君の糸のほつれを知っているからね。
そうしたら 嗚呼 ほら
すぐ君は僕にすがりつく
でも違うんだ
本当はこんな筈じゃないんだよ
君を
愛しているんだ
でも君はいつも僕を見てくれない
だからこんな歪んだ事をする
また傷つける
また犯す
だから歪む
もう駄目なんだ
狂いそうなんだ
もしかしたらもう狂っているかもしれない。
だって赤い旗が上がっているから
[次のお題は?]
ストーカーチックになりました笑〃じゃあ…さくらんぼで(b・ω・)
7/5 22:52