┼ 鎖唄 ┼
過去ログ277
2007/2/21 14:21
投稿者:空木「違式」一見は完璧な数式が
本当はとんでもなく
捩じれた方程式だと
気付くには遅過ぎた
取り返しの付かない
間違いだったのだと
後悔しても戻らないまま
[次のお題は?]
「後悔」でお願いします。
2/21 14:21
HP
投稿者:エズミinvisible何も見えないんだ
複雑過ぎて手の届かなくなった僕の強かな間違い
結局何が大切で
何が欲しくて
何を守りたくて
何を捨てたいのか
見え過ぎて判らない
分かり過ぎて判らない
手の中に残る物さえも計算できない
割り切れない
差し引けない
掛け合わせて
足し合わせて
答えは総て
君なのに
帰納法でも演繹法でも証明できない
論理が気持ちに追い付かないぐらい
君しか見えない事は
解って頂けただろうか
僕が論理さえ使えない程馬鹿なんじゃなくて
論理が対応出来ないくらい感情は形而上学的で
目はそれを捉える事は出来なくて
僕は盲にナッテシマッタ。
[次のお題は?]
間違い
2/21 0:35
投稿者:夜誉空へ碧く
何処までも続く空
澄んで
とても綺麗で…
嗚呼、逝くのならば
こんな空のような日が良い…な。
[次のお題は?]
「盲」でお願い致します。
2/20 20:47
HP
投稿者:ゆな女性 21歳
電車越しの貴方二ヶ月前に別れた君は
あたしの存在に気付く事なく
人の流れるまま車両からおりていた
そう、私も気付いていなかった
同じ車両に乗っていたんだ
閉じたドア硝子に映る自分は別人のようで
視界から消えるまで君を眺めていた
あまりにもふたりは離れて、何もかも遅すぎたんだね
今日も同じ空の下で生きてる
[次のお題は?]
空で★ホムペで小説書いてますよかったらみてね★
2/20 17:16
HP
投稿者:まさ女性
造る、顔チャイムが鳴る
パソコンの電源を落とし
タイムカードを切る
1701と刻まれたタイムカードを少し眺め
慌てて更衣室へ駆け込む
地味な制服から
胸元の開いたカットソー
膝上のスカート
ストッキングは柄物へと変える
仕事用の顔ではあの場所に行けない
眉を描き直し
アイラインは濃く
ビューラーで睫毛を上げたら
マスカラを重ねる
瞼には鮮やかなグラデーション
唇には艶を重ねて
いざ出陣
戦闘の地は繁華街のおしゃれ居酒屋
敵は五人
総大将は一流企業の開発に所属しているらしい
戦地へ赴く為に
私は帰りとは逆の電車へと乗り込んだ。
[次のお題は?]
詩じゃないですね(;^_^A次は『電話越しの君(貴方)』
2/19 14:03
HP
投稿者:よしただ相合い傘あぁ〜
雨だよ
いきなり降り出した雨にグチっても仕方ないのに
つい口から出た台詞
春になりきれてない
今の季節に降る雨は
体以外も震わせる
「あぁ〜、雨だ。」
隣の人もそう口走る
「止みそうにないですね〜。」
話しかける僕
「そうですね。」
「今日は降るって知らなかったなぁ。知ってました?」
「いいえ〜。私も知りませんでした。でも・・・。」
「でも?」
「女性のバックは魔法の鞄なんですよ?ご存知でした?」
首を少し傾げ
微笑む貴方
面食らう僕に
してやったりの顔
「一緒に帰りましょうか

」
その小さな相合い傘が
それからずっと二人の雨宿り
そのしたり顔に
今でもヤラレる僕の魔法
[次のお題は?]
いやぁ〜、久しぶりなもんで〆が甘い気がします

じゃあ、次は『勝負の顔』もしくは『勝負の化粧』で。
2/19 3:05