┼ 鎖唄 ┼

過去ログ297 2007/5/13 8:44

投稿者:青藍
向日葵
目映い夏のアナタに恋をした

そうしてワタシは生まれた

“情熱”と言う言葉を抱いて


アナタに似合う為
より 強く

アナタに似合う為
より 美しく


誰かがワタシに名前を付けたわ

『太陽の花』と…
[次のお題は?]
珈琲
5/13 8:44
HP

投稿者:黒雪

春の微睡みに綻ぶ
ブーゲンビリア

光を浴びて
桃色に染りゆく

夏の暑さに耐えぬれど
美しきかな
そのはかなさよ

艶やかに染まり
すぐに静かに花は散る

散りゆく前に
生きた証を

日々の中に
小さな幸せを

退屈な日常から
一歩前へ進む勇気を

成せば散りゆくも
やがて実は結ばれる。
[次のお題は?]
夏到来の気温でございます。『向日葵(ヒマワリ)』でお願いします。
5/12 21:41

投稿者:空木
「輝見」
疑ってしまう程
久し振りに会う

君は見違えった

大切だった人の
葬儀の時に見た

涙はもう消えて

強い輝きを放つ
真っ直ぐな瞳が

前を見据えていた
[次のお題は?]
「前」で御願いします。
5/9 16:38
HP

投稿者:まさ
女性

磨かれた床に響く足音
その音に男たちは凍り付く
地を舐めるが如く頭を下げる
それが彼への出迎え

妖しく光るサングラス
黒いスーツ
彼の背中には
この空間を支配するように君臨する龍の刺青

彼の背負う龍の力か
擦り寄る女は絶えない
男たちはその力に屈し
それでいて戦い続ける

しかし彼にはかなうことなく
夜が更けていく
[次のお題は?]
葬儀の時
5/9 3:01
HP

投稿者:サキラ
生理的拒絶感
窓の外。

饒舌な口上に
ボリュームをねじり、
寝付いたふりをした。

ふと出くわした
感動のナレーション。
よくわからない
いたたまれなさに
すぐに顔を伏せたよ。

美しい言葉の先の
欺瞞と裏切りに
侵され
脅えた僕は。


ほらもう
あたたかく
見守ることもできなくなった。


君達
僕を置いてゆくの?

僕は
ずっと
置き去りにするの?

[次のお題は?]
龍の王様
5/8 4:39

投稿者:仮面道化
20歳
僕ら
悲しみを
鏡に写せば
喜びに
変わるような
そんな性分

情けない涙を流しながら
ほくそ笑む可笑しな僕ら

二人で一つ
だのに
一人で二人

矛盾し合う
心と身体
誰のもの?

それはヒミツ
[次のお題は?]
美辞麗句(※八方美人でも可)
5/8 3:04
HP

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