┼ 鎖唄 ┼
過去ログ301
2007/6/3 2:56
投稿者:カリ男性
ソエギ大事なもの 沢山あるわけじゃないけど
ポケットに詰めたらパンパンに腫れた
虹のかからない雨上がりの空
朝陽が染めたものは空じゃなく君の色
嗚呼
どうしてそんなに
綺麗な姿で
僕の目の前 風に揺れる?
僕は沢山物を持ってないけど君の添え木になりたい
その細い手で、しがみついて
6月の雨で気温が低いから風が冷たい
ポケットを腫らせる物が何か分からない
それは思い出ばかりでもない
確固たる希望でもないようなんだよ
嗚呼
こうしてるうちに
黄昏れてきて
街は鮮やかな橙に染まる
というのに君はうつむいたまんま眠りについて道に影を伸ばすだけで
僕のことすらも知らんぷりしてる
夜が明けたら
君はまた
太陽にむけて
風を探しながら
歌うように
揺れる…
どうしてそんなに
綺麗な姿で
僕の目の前 風に揺れる?
僕は沢山物を持ってないけど君の添え木になりたい
その細い手で、しがみついて
[次のお題は?]
渡り鳥
6/3 2:56
投稿者:エズミ通り雨嗚呼通り雨
僕の上に降る雨、、、
空は気に触るぐらい晴れていて
太陽は釈な位暑い
君は目も呉れずに
颯爽と通り過ぎた
そして白い車体に消えて行った
アナタはきっと
テールランプ越しに
僕の事笑っていたでしょう
抜け目無いアナタだから
きっと振り返って僕を見ていた
冷たい心のアナタ
近付きたくても
傷付くばかりだから
見えない傘をさして
必然の距離を作って誤魔化してしまうしかないんだ
嗚呼通り雨
僕だけを冷たく濡らすよ
[次のお題は?]
朝顔
6/2 14:43
投稿者:アリシア夕暮れ時君の影が濃くなって
濃くなって
そのまま帰路に
吸い込まれてく
橙色に染まる世界に
歩く孤独は
縮まってはくれず
明日までの距離を
伸ばすばかり
夕立の描いた水溜まりが
空へと昇る蒸気に
漂うもやもやとした空気
涙を誘うのは
流れるちぎれ雲と
からすの嘲笑う声
[次のお題は?]
通り雨
6/2 12:25
投稿者:ハル女性 22歳
記憶の中の君君と最後に話した内容を
僕は忘れてしまった。
君の笑顔は眩しく
いつも
僕を照らしていたんだ。
君の笑顔の意味を
僕は知らずに
一人で戦ってるフリをしてた。
君が不安と戦ってるなんて
知りもしないで…。
こんなにあっけなく
君がいなくなるなんて。
笑顔の向こうの君が
今なら見える気がする。
そっと君を
抱き締めたい。
[次のお題は?]
夕暮れ時
6/2 2:11
投稿者:仮面道化〜透明〜足元を
見つめたら
花が咲いていた
可憐な花が
咲いていた
此処に来れば
いつも何もないと
愚痴をこぼしては
草むらに転がり
君に見せた弱さを
強さだと思えなかった
水のような
空気のような
其処にはあるのに
捕まえられない
互いの心に
そっとあげよう
確かな透明
二人だけにしか
わからない
愛とか
いろいろ
[次のお題は?]
笑顔の向こう
6/2 1:43
HP
投稿者:東京団地男性 23歳 東京
熱射病生温い
あなたの柔らかい声
粘着質なアタシの頭ん中は
反射するアスファルトの粒も
見えないくらい
容赦ない君の視線に
背中の産毛がじりじりと焼かれる
[次のお題は?]
水と空気
5/30 14:54