┼ 鎖唄 ┼

過去ログ424 2008/7/3 4:21

投稿者:けんち
男性 15歳 東京
ある日の夜に
砂漠のど真ん中で生まれた僕は
一度も海を
見たことが無い

目の前に広がるのは
果てしない砂の国

初めから渇くことなんて無いさ
潤うことすら
知らないのだから

町の寂れたキャバレーで
Beer片手に
どっかの国の歌を聞く

「下らねぇ」なんて呟いていても
何処か憧れてたんだ

砂漠のど真ん中で生まれた僕は
海を見ることは無い

たまに舞い上がる
砂煙を
窓から眺めて

「…。」

そう呟く…


[次のお題は?]
MentholCigaret
7/3 4:21

投稿者:ソヌ
他愛なき壁
闇の一点を見つめて
漆黒をえぐって闇を突き詰めた
眼光は
銀光りの気高き鷹の瞳より鋭かったろう
闇は重たかった
そしてビーナスの誕生を見たかのような神秘さと恍惚が頭を埋めて
私は壁を越えかけた
壁‐‐‐
八方ふさがりだ
それをこえるのか?
擦り抜けもせずに
光だ
色彩だ
埋めろ
理知を持て
自己をすべての意味から解き放て
壁など幻だ
限りなき広野に進め
[次のお題は?]
砂漠
7/3 0:20

投稿者:あいは
女性
見つけたよ
待ち合わせした
きみはまだいない

きみからの着信

人込みの中捜すあたし

きみがいた

きみもあたしを見つけた
少し早歩きの二人

きみに逢えた

やっと逢えた
[次のお題は?]
他愛がない
7/2 23:50

投稿者:無常
大阪
待ちきれなくて
空港へ着いたよ
機上の君へメールする

僕の言葉が電波に乗って
ひと足先に君の元へ

もうすぐ逢えるとわかっていても

僕の心は押さえきれない

銀色の翼をきらめかせ

君の乗る飛行機が見える
携帯が振るえた

もうすぐ着くね

ひと足先に君のメールが僕の元に
[次のお題は?]
やっと逢えたね…か…逢える
7/2 18:40

投稿者:悠理

何処までも続く一本道

けして綺麗な道ではなくて


雨が降った後の水溜まりや砂利だったり

でこぼこな道が続きます

この道にしようと決めたから
どんなに辛くても引き返す事はできなかった


トンネルの暗闇を抜けると


そこには喜びの光が待っている
[次のお題は?]
空港
7/2 12:46

投稿者:了
度々
手を繋ぐ度に、もう離せないんじゃないかって思う

笑いかけられる度に、心臓の音が聞こえてるんじゃないかって焦る

喧嘩をする度に、今日世界が終わらないかなって思う

キスする度に、時間を精一杯恨んでみる

だから

好きでよかった
[次のお題は?]

7/2 2:20

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