┼ 鎖唄 ┼

過去ログ51 2005/3/28 3:57

投稿者:美穂
女性
卒業アルバム
三年分の重みは
優しくて
強くて

胸の奥を
震わせる

表紙をめくれば
過ぎた日々は
変わらずに

ここで私の帰りを待ち
忘れかけた魔法を
もう一度
届けてくれる

あの頃
私の側にいてくれた
全ての人に
全ての物に
全ての色に
全ての感情に
あいさつ

『私はちゃんと
ここにいます』

部屋に広がった
懐かしい匂いを
身体に取り入れて

アルバムは
またひとつ
重くなった
[次のお題は?]
ボール遊び
3/28 3:57

投稿者:颯
15歳

沈んだ
凹んだ
傷ついた。
程度を越すヤバさでね。

もぉどうしようってくらい…。

下ばっか見て、前さえ見れないし。
私。
ヤバいんだって。
本気で。

人目を気にせず泣きたくなるんだよ。
そんな事ってそうそうないんだよ?
私にとっては一大事だ。

そんな時。
フッと空を見上げた。
なんでかって?
そんなのわかんないよ。
勝手に頭が上向いてたんだ。


キレイだった。
真っ青で、広くて。
何でも受けとめてくれそうで。
「泣いても平気だよ。」
って感じでさ。
温かいんだ。なんていうか……全てが。

不思議だね。
あんた、上から人見てるくせに、全然嫌な気はしないよ。
[次のお題は?]
卒業アルバム
3/27 13:01

投稿者:桜
女性 16歳 福岡
弁当
早く起きてワタシは台所に立つ
ワタシが料理苦手なの知ってて
あなたはワタシに作らせる
台所に異様な薫りが立ち込めるなか
あなたのために心を込めて作ったの

残さず食べて
[次のお題は?]

3/27 12:07
HP

投稿者:蛍
女性 13歳 北海道
自転車
自転車で走るいつもの坂道

いつものおばさん
いつもの雑草
いつものアリの巣
いつもの笑い声


いつもの風

いつもの空


だけど

僕の肩には

君の手の感触はもうない。

さようなら

二人で下った


いつもの坂道
[次のお題は?]
弁当
3/27 10:45

投稿者:青龍
女性 16歳 静岡
洗濯
物わダレにだって洗濯できる洗剤をつかい洗濯機を使うだけそおしたら真新しいようにキレイになれる輝ける

しかし人わそお簡単に洗濯できない汚れきった体腐りかけている性格どおしてもキレイにならない輝きを失っている

イマこの世すべてを洗濯しキレイにしたほうが
人類のためかもしれない

みんなが輝けるようになるかもしれない
[次のお題は?]
自転車
3/27 3:36

投稿者:わかば
トレンチコート
肌寒いから羽織ってみた

キミのその 取り残された感が嫌い

キミといると時間の流れも速いから

否応無しに気付かされる

ああ 季節は変わったのだ
季節は変わったのだと

変わるということは
終わるに等しい

でもキミだけは
陽気な日差しのなかにあって
雨が似合うの

だからキライ

だからキライ

置き去りにされた私みたい
だから嫌い
[次のお題は?]
洗濯
3/26 23:08