┼ 鎖唄 ┼

過去ログ535 2010/4/4 19:04

投稿者:林檎
自覚
そうやって
いつも貴方は
私を愛してるだの
簡単に云うけれど
簡単に聞いていると思わないで

私の想う人は
口に出さずに
其れを云うけれど
満たされていると思わないで

そうやって
想ったりしないで
私を悪者に仕立てないで

自覚して

ただただ寂しいのです
[次のお題は?]
流れるもの
4/4 19:04

投稿者:無常
大阪
あがなうものは
毎日僕のどこかが沢山死んで

毎日僕のどこかが少しだけ生まれている

生きているだけで沢山の罪を犯し

なんの償いも出来ないまま

いつか報いを受けるのだろう

自覚する罪 しない罪

全てを飲み込んで

また明日を迎える

禊ぎも出来ぬまま
[次のお題は?]
自覚または覚醒
4/3 23:22

投稿者:煙星詩人
無題


傷ひとつない鏡は さらに磨かれ

汚れのない心には カビも巣くわない


鏡を何で磨くのか

心をどうやって清らかに保つのか


本当に綺麗な清流を汚すことや

純粋な赤子の心を穢すことは

動物でさえ行いにくい


逆にそちらに取り込まれて
こちらが洗脳されてしまう

人間の心の弱さは ある意味強さに繋がっているのか?


地球や銀河や赤子の美しさにとらわれてしまえば

そこからそれ以外の力を発動させるにはかなりの体力がいる


人間に銀河なんて 荷が重すぎて穢せないだろう




自らが進んで いなくなろうとはしなくていいと思う





情熱を何に傾けるべきかなんて

先生に尋ねられたことがありましたか?




どんなに気持ちが沈んでいても 本当の天の川を見て穢れているとは どんなに厭世的になっても思い付けないはず


日本に住んでいて そうたやすく見られるものではないこの川は

いつでも世界の上空に流れている!


昼間でも

黄砂に視界が遮られても

心に暗いフィルターがかかっていても…





静かで鏡のようになった水面に映る月

氷って固くなり足跡もつけられない土

一度も人を斬ったことのない刀が月光に照されて…

あるいは一度も人の姿を写したことのない鏡がこの世にあるとしたら…




「汚れ」なんて この世には無いと言えるよね




[次のお題は?]
禊か洗礼でお願いします
3/30 6:53

投稿者:にゃむこ

■ふつうの虫の頼み■

赤い百足を背中に這わせた笑顔が
たるい乳の痙攣で哀願するのだ。
うなじの短い産毛と触れあうところで
万のうねる沙蚕(ごかい)たちを炸裂させてくれ、と。
薄い綿の肌着と、感じやすいうなじの中へ
雨霰の沙蚕の体が、わたしの肌を伝うといい、と。
そう注文する
バニラ・アイスの雫に溺れて死んだ
ありふれた羽虫と同じ
歯痒い単純さで
 
[次のお題は?]
「汚」
3/29 2:37

投稿者:無常
大阪
怪奇大作戦
頭の中に一匹の蝿がいて
それがあなたを動かしている

沢山のボタンと操縦桿をバタバタ忙しく動かしながら

僕と会話をしているんだ

だから僕の話を理解出来ない

だから僕の気持ちがわからない

みんなみんな

頭の中に蝿や蚊やゴキブリがいて

そいつらに操られているんだ

と…

僕の頭の中のネズミが
叫んでいます
[次のお題は?]

3/28 21:00

投稿者:阿煉
陰影
ライターを灯す

消えかけた火

移ろう影


馬鹿げた偽者


突風でもって


消してしまえ。
[次のお題は?]
パペット
3/28 3:12

536534

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