┼ 鎖唄 ┼

過去ログ604 2011/2/9 23:21

投稿者:ジャイロマン
弔う
かつて肉を愛する国に


凄腕のスティーラーがいた

彼の肉声は聞いたことはないが


その功績は記憶に焼きついている


ヒューズよ


先日、大好きなワンちゃんが子どもを生みました。僕は嬉しくてだっこしました。お母さんも妹も嬉しくてだっこしました。今日のご飯はシチューでした。
すると、お父さんが帰って来て珍しくお寿司を買って来ていました。
でも、お母さんはシチューを作っていたので、さすがにシチューとお寿司は組み合わせ的にもどうかなと思いました。僕はシチューもお寿司も大好きでどっちを食べるか迷っていました。お母さんは、シチューは明日食べよう。今日はお寿司にしましょと言いました。それで今日はお寿司になりました。そのあと生まれたワンちゃんに名前をつけようとみんなで考えました。妹はコロがいいと言いました。お母さんはシロでいいんじゃないと言いました。お父さんは何でもいいと言いました。僕はペンきちかガンダムみたいな名前のがいいなと思いました。
結局ワンちゃんの名前はおじいちゃんの名前のタダオになりました。

今日からよろしく。タダオ。
[次のお題は?]
ハンドル
2/9 23:21

投稿者:ミチヒコ
流木

サメのセビレか
何かの生き物か
鏡のような海面で
プクプクと上下するそいつは
かなり遠くから見つけられた
まだまだ流木らしくない
小さな枝きれなんだけど
不思議な動きは何かの生き物に見えた

流木という強烈な存在感
大洋をしばし漂っただけなのに
何か近寄りがたい 畏怖

沖から岸辺に上がりたがっていたみたいだったんで
僕はそいつをザザッと拾い上げて
浜辺にあげてみた

流木はそこでなんだか
安心したように
動かなくなった

流木は大地に帰りたがっていたのかもしれない

埋葬 とむらい

流木だってゆっくり眠りたいんだ

[次のお題は?]
弔う
2/9 5:00

投稿者:にゃむこ


猫の前足をとって握手を。
世界を鞄に詰めながら
私が港街で考え出した未来は
猫達のことを考え入れていなかった
それゆえの
猫との和解を窓辺で。

冷たい海風が窓を抜ける時
猫の毛並みがなびく
街並みがふるえる
そのあいだに
花を落としたのは
昨日咲いたヒヤシンス
猫と風になぶられながら
紅色の時を零していた。
その色に
猫の瞳が凄む
私を隠れさせ
街を凍らせる
檻を閉じ込めた 黄色の宝石

猫の前足をとって握手を
私の鞄をひっくり返して
荷物を波に棄ててきた
その悪戯な手
 
猫の額ほどの私の未来を
掻き消しておくれ
私をヒヤシンスの二の舞にして。
さもないならば
私は鞄に潜り込んで
海の波間に漂流しよう
ごみか 流木のように。
どちらにしても
猫は窓辺に
座ったままさ

[次のお題は?]
流木
2/9 4:19

投稿者:ポム

ああ、いとしのあなた

煙になってどこへ行くの


星になった願いは溢れるような煌めきを帯びて


私に詩を書かせる


人は空の下で生まれ


はばたく


どれだけの時が経とうとも

これだけは忘れないで


でたらめだったとしても


水平線に泳ぐ魚が見えるくらい透き通った空気のように


肩を並べ酌み交わすと
[次のお題は?]

2/8 18:14

投稿者:黒川
ちくわーるど
まっしろい海をはだかでおよいでいた魚
ちいさなちいさな羽を押しつけるように描いたイラストたち
どこかで見たような模倣みたいなものばかりだけど
その中にキラリひかるあなただけの色がある

じぶんをせめたりしないで
あなたはあなたが思うよりすごいひとだから


ちくわの輪はあなたには空っぽの穴に見えるのかな
スースーしてかるくてたまにすごく不安になるのかな
でもねそこからうまれる無限につづくあなたの空が
魚のときにさがしてたひかりがそこにはあるんだよ

ときどきはわたしのこともね
すこしは思いだしてちいさくいのってね


そろそろ行かなきゃいけない
できればあなたとまたどこかで会えるといいな

ちくわーるど
すばらしきちくわーるど
[次のお題は?]

2/8 8:32

投稿者:よ○し
Hoop is good things
飛び方を忘れてしまったんだ

もう俺は俺じゃない。好きなように馬鹿にしてくれ

おや?こんなところに何かが落ちている

誰が落とした羽だ?

俺が落とした羽だ!!

笑って、泣いて、怒って、悲しんで、

君に会いたい!

できることなら抱き締めて君を離したくないんだ

諦めないよ

やっと見つけたんだよ

誰もが欲しがってたもの

それが俺の希望
[次のお題は?]
チクワ
2/8 0:49

605603

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