§ 鎖唄 §

過去ログ627 2012/2/23 15:05

投稿者:星垂(ほたる)



つかめぬ雨から湧いた水の煙
幻影も近寄れば人の形をした幹
水煙立ち昇るは白龍の戯れの如し
幻を追っているから霞さえ食べようとしている


[次のお題は?]

2/23 15:05

投稿者:ポピー

晴れ間は太陽の眩い日射しに照らされた
過ぎ去りし闇雲を幻影と潰して

ちぎれ雲は流れていく。
暗いだけの星の欠片ならさもう粉粉。


ポピーの花が咲いた季節
綺麗でも実も無い景色なら必要無いね。


乾いてないから雨も要らない
[次のお題は?]

2/23 12:22

投稿者:星垂(ほたる)
黒雲


未練と執着の混ざり合った
平安の怨霊達の作り出したような黒雲を身に纏い
京の市(まち)を闊歩していた

走ると殺気立つのか飼い犬にも吠えられた

世の中がモノトーンに見えた経験もある

過去の記憶でも夢でもそんな事は一度もない

救いだったCDショップの音楽に心を洗われて

流した涙は川にもならない

今宵の大量の春の雨は

今更ながら時代遅れに流れる涙


夜の雲なら黒いのも仕方なかろうか


[次のお題は?]

2/23 5:57

投稿者:★◆486k
元日の静寂


2011年の元日に感じた街の静寂は
今思えばほんの前触れだったのかもしれない
今までの人生の中で感じたことのない静止した時間の感覚と
虚無 倦怠 そして孤立

不完全な創造主がつくった
未完成な世界に置き去りにされてしまったかのように…
路面電車のカーブでの車輪の摩擦音さえ聞こえなかった


2012年の元日の空にはまだ雲が流れていて

鳥がさえずり

街路樹の枯れ葉があたたかく…

そこには静かな自然があったんだ


[次のお題は?]

1/12 3:31

投稿者:翡翠
星の化石
何時かの噺で言ったのよ

このまま二人同じ夢見られたならなんて

素敵で哀しい寝物語

この世界の星が全て化石になったなら

アタシとアナタが愛した証も全て消えてなくなるの

それでも言うの

なら化石に証を刻めば良いよって

何時かの噺で笑ったアナタの夢を今日も見る


二人刻んだ星の化石は今もアタシだけの掌の上
[次のお題は?]
1月1日
1/2 12:24

投稿者:☆◆zaoL
始まり


歴史上では

お誕生日おめでとう


二千年以上

まだ生きているから?


[次のお題は?]

12/25 3:51

628626

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