┼ 鎖唄 ┼

過去ログ88 2005/7/5 0:47

投稿者:黒翼色
朱色の月
何に対してその色を発しているのだろうか?
いつもは真っ白な月 今日は朱色の月
まるで熱を持っているような色をしてる
まるで何かに怒りを示しているような色をしてる

朱色に染まった月は人々に不安を与えた
月に何があった? そう騒ぐ出す人々

真っ白な肌が日焼けしたように赤くなり
無言のままその場に身を預けている
何を語りかけているのか誰にもわからない
何をしたいのか 何を考えているかわからない

朱色の月は真っ白な月とは違う美しさを持っている
活発的な少女と清楚な少女のような月の姿
まるで正反対の性格を持った月の姿がここにあるようで
不思議と笑みがこぼれてしまう自分がここにいた

問いかけても語りかけても何の反応もしてくれない
ただただその美しい姿を見せつけるようにいた

クッキリと月に刻まれているクレーターが
月の美しさを増幅させて、輝かせていく
何かに例えようとしても例えられるものはない
言葉を失うほどの美しさを誰か感じているだろうか?

手の指と指の間から見る朱色に染まった月の姿は
美しくどこか可愛らしい姿となって瞳に映る
朱色の月と真っ白な月 同じ物質だが違うモノ
色が違うだけでこんなにも違うモノになってしまうんだね
[次のお題は?]
最近、夜になると涙が出るので「涙」でお願いします。
7/5 0:47

投稿者:スミレ
女性 22歳 宮城
初夏
水たまりに映る青空で
あの日を思い出す

ひまわり畑で
きみが差し伸べた手を
今も忘れない

月の光がきれいな海で
きみが微笑んだ時を
今も忘れない
いつになったら
消えてなくなるかな

きみのいない空の下で
また初夏がやってくる
[次のお題は?]

7/4 23:21

投稿者:少女S
女性 18歳
人生テスト
何が正しくて
何が間違いなのか

君は理解できているのだろうか

たかが一枚のテスト用紙
されど「この先」を大きく左右する一枚の紙切れ

小さなミスで足下をすくわれる哀れな君

一枚の紙に人生を賭けようとする挑戦者

ただ欲しかった
胸を張って誇れるものが
ただ証明したかった
自分はレベルの高い人間であると

本当の『答え』なんて何も知らないくせに

取れるはず無いんだよ満点なんて
だって君はまだ解っていないだろう
解ってるフリをしてるだけで‥

きっと
この『答え』は一枚の紙では書ききれない

だって君の『人生』だから

満点かどうかは君次第
[次のお題は?]
初夏♪
7/4 3:47

投稿者:宮
男性 16歳
4181
眠りに沈むボクを叩き起こす

そこから出ろと

お前には
やるべきコトが沢山あると


そんな事はわかってる

ただもう少し

この気怠い時間を
楽しみたいんだ

なのに
眩しい太陽は

容赦なく
残酷に

ボクを光の中へと
連行していく
[次のお題は?]
テスト
7/4 1:51
HP

投稿者:透深 更夜
18歳
深紅色の心
私は見てしまいました

君の心に血がぽたぽたと流れているのを

私は知ってしまいました

君の心がどれだけ傷ついたのかを

毒々しいまでの真っ赤な深紅の液体は

君の心の奥深くで

静かに

でも確実に

君の傷を広げていました

そこにたまった血液は

君の心を支配していくような

そんな権力をかかげているようで

少し恐くなりました

それでも君は

その傷を治そうともしないで

隠そうともしないで

ただ純粋に

ただ無邪気に

笑っていました

そうしている間にも

君の心には

悲しい血の雨が

降っているというのに…
[次のお題は?]
この前の詩で私のへんてこな詩に感想くれた方、ちょっとお名前とドレスがわからなかったのでお返事かえせませんでした。なのでこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。次は「太陽」でお願いします。
7/3 19:44