┼ 鎖唄 ┼

過去ログ92 2005/7/14 6:30

投稿者:よしただ
23歳
忘れられない
目に焼き付いた光景
瞼の裏に残ってる光景

何かが足りなくても
何かがありすぎても

胸には残らない
心は憶えない

君の誕生日の
あの一枚画を

僕は死ぬまで
忘れない
忘れられない

僕の最初の写真
[次のお題は?]
写真ときたので、次は『絵はがき』で
7/14 6:30

投稿者:スミレ
女性 24歳 宮城
最後には…
ここからスタートした光はどこへいくのかな?
光のベクトルが、ちりばめられた

このベクトルは僕の気持ち
あのベクトルは君の気持ち
今は今を精一杯生きるために、端と端

いつかまた
ひとつの光になって
同じ方向に進んでいこう

僕のベクトル
君のベクトル
[次のお題は?]
一枚の写真
7/13 22:38

投稿者:Age
女性 17歳 埼玉
雨上がり
雨があがった
行き場を無くしていた光は
いっせいに地上へ舞い降りた

つまらない授業の間
ふと覗いた窓の外

彼は光の生まれる瞬間を見た

チョークの音 方程式の解法
教室に蔓延するひたすらな退屈

彼は虹を待った

虹が出たら真っ先に
前の席のあの子に知らせよう

そんな風に思いながら
[次のお題は?]
乱反射
7/13 18:58
HP

投稿者:橙丸
男性
風のゆくえ
赤く血の色に染まった空が
人々の視線を奪い
知らぬ間に
反対側からひっそりと
月がその白い顔を出すころ


地上を暮色が覆い始め
薄闇になってきたそこに寝ころんで
目を閉じる

流れていく
頬を撫ぶりながら
風が
草のにおいをのせて
花のにおいをのせて
小鳥のさえずりをのせて
木々のささやきをのせて
その
その想いものせて
流れていく


目を開いたら
くわえていた葉っぱに
小さなてんとう虫とまってる
目があった
風に揺れる葉の上で
ふとおじぎをすると
ふらふらと飛び立った
風といっしょに
想いといっしょに
どこへ行くのかな

白く
まんまるの
陶磁器のような
黄昏の月のもと

なぁ
どこへ
どこへ行くのかなぁ
[次のお題は?]
「夕方の月」「風」二つとも魅力的な題材だったのに、意味不明な詩になってしまいました。次は「雨上がり」で。
7/13 14:04

投稿者:涼凛
女性 15歳 北海道
貝殻
貝殻に
耳を当てると
波の音が
聞こえるって

あなたは
そんな
約束のセリフ

知ってるんだよ

聞こえないって

別れのために
来た浜辺で
最後のキスをした
あの日の
海は
サイコーに
キラキラしてた

気づいたの
まだあなたが
スキだって

ホントは
もっと前から
気づいてたかも
知れないのに

遠くに
行っちゃうなんて
卑怯だよ

まだ
スキだって
言いたかった

言えなかった
[次のお題は?]
“風”でよろしくお願いします★☆
7/13 10:44

投稿者:パォ
貝殻
殻にこもって
自分だけの世界つくりあげて

心の中は憧れと嫉妬
そしてあきらめ

そんな矛盾


気付かないふりで知らないふりしても
結局見る先は外の世界

君も殻から彼女を見てるのね
外に出れば私のことも見てくれるの?

そんな期待


ありえない ありえない
いい聞かせて
苦しいだけ 苦しいだけ
自分がどんなかなんてょくわかってるよ

そして今日も殻を閉じます
おやすみなさい
[次のお題は?]
夕方の月
7/13 1:08