
高橋幹也
勝浦鳴海ロードレース その2
この大会は老舗の部類に入るだろうが、メ
インの10マイルの部は年代別が無い。あまり
参加者がいないという事だ、2000年前後は
ハーフだったが120人程度しか参加者がいな
かった。大多喜街道の峠越えという、その
コースの過酷さと場所が外房勝浦という事、
時期が11月で成田とかに大きな大会があると
かで、参加者が集まらなかったんだな。でも
今はまあ、そこそこ集まっている。昨年から
会場が武大から市役所に戻った。かつての野
球場後にホールが出来てここが会場。運営は
しっかりしている。8位まで入賞だ。
スタート時に、ふと見かけた顔があった、藤重氏だ。彼とは防府や札幌国際で走った
だ。北九州に住んでいたが、3年ほど前に、
この勝浦の大会で会った。「藤重さん。九州
から来たんですか?」と驚いたが、今は甲府
に住んでいるとのこと。NECの社員で転勤し
てきたとのことだ。それにしても甲府から勝
浦とは、まあ、遠路はるばるだなと思う。
そしてスタート。年齢的に優勝は無理でも
何とか8位以内に入りたいという事で位置を
意識しながら走る。武大前を過ぎると長い下
りだ、海まで下る。勝浦湾は風が強いと豪快
な波になのだが、今日は凪いでいる。この大
会の特徴は何といつさても「交通規制をして
いない」という事。走っている脇を普通に車
が走るんだな、それも国道だよ。松部の所か
ら国道を離れ漁港の方面に行く。かつては奥
津まで走ったが今では漁港が第一折り返し
だ。ここで6位なのでマアマアという事で走
るが、折り返しの大会も少なくなったな、と
思いながら見知ったランナーにあいさつしな
がら走る。松部の所で交通規制していない国
道を横断して古い細い道をいく。漁村の中と
いう感じだ。外房有料の入り口から再び武大
や市役所方面に向けて坂道を上る。それにし
てもこの外房有料は無駄遣いの典型道路だ
よ。武大が見えてくると順位もほぼ確定して
くる。市役所前をそのまま素通りして八幡岬
方面に行く、坂道が続く。第二折り返しで順
位を確認、余裕の5位だ。そしてそのまま
ゴールした。記録は1時間02分53秒。少し短
い?。かなと思った。
つづく・・・・