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気紛れな誘い(R20/BL)

(都会の喧騒も一歩遠退く路地裏へと足を向けた先、幅狭く行き交えぬ薄暗い階段を降りた突き当たりの扉を軋ませれば途端耳に飛び込むざわめきは思いの外大きく、音にも為らぬ嘆息を鼻からフと洩らしつつ賑やかな店内へと踏み入り。カウンター端の席に座し月一、程度の顔馴染みであるマスターへの会釈と共に目前へ運ばれるウイスキー片手にすれば再び静かな一息を、無言で口を付けては頬杖、を数度繰り返したところで隣席を引く床擦れ音に誘われその要因たる人物へ何気なく視線を流し)……。


挨拶に代わる描写での開始、その非礼を先ずは詫びる。初に相対するテメェとの面合わせだ。
多少為りと興を惹かれたならば進め。

俺の名は片倉小十郎。

この場に訪れたのは当に気紛れ、と言やこれを読むテメェにとっては不本意だろうが、本来俺は左だ。極稀に右へ回ったとしても気質は左、故に漢受けを好む奴の嗜好には外れねえと思われる。

初回描写こそ長えが以降は調整していく。二百前後でも可能だ。
以下、箇条書きだが目を通してくれ。


【提供C】
片倉小十郎のみ

【募集C】
猿飛(微優遇)、松永(微優遇)、伊達

【設定】
現代社会人。
時刻は二十三時過ぎ。仕事帰りに幾度か訪れた事のある、穴場の呼称が似合う小さな飲み屋の片隅で一人、目立たねえように息抜きしていたところへテメェが隣に座った。既に知り合いの間柄ならばテメェから声を、初対面ならば俺の方から話し掛ける。

職業は以下を参考に。
壱、海外企業とも取引のある商社の重役
弐、裏稼業…所謂、やの付く生業だ。
参、持ち込みも歓迎する。


【条件/優遇】
・本体成人済
・レス関係寛大(三日以内に返信)
・宿不問
※完左または左を望む両刀使い

【萌え可】
(左右とも)耐え喘ぎ、抵抗、強気、舌戦、生意気、多少の流血、噛み付き、フェチ、縛り、羞恥、日常会話的なやり取り

【萎え不可】
受け身、過度な女々しさ、鸚鵡返し、百字以下の短文、終止形描写の多用、顔文字、絵文字、不必要な記号


興味の有る奴ぁ…前へ。俺が喰らってやる。……否、今のは独り言だ。
そろそろ終いにしよう。


応募の際、猿飛の場合は主に関係性を(上司と部下など、初対面でも可)。
松永の場合は殺伐か、微甘を含むかどうかで、初回の対応から大きく変わる。
伊達の場合は主従関係の有無、敬語の有無。希望が有れば主従逆転も可能だ。

因みに、松永に対して嫌悪の有無はテメェの希望に沿うが、基本的に少なからず好意は抱いている。伝えるかは別としてな。


テメェの姿と希望設定を書いて、後は常識的な範囲でいい。初回、接触描写は有っても無くても構わねえ。
不足があれば質問も受け付けるぞ。

気紛れ同士さ…愉快な、縁を待つ。
久々に上げさせて貰うぞ。

提供に猿飛佐助、伊達政宗を追加する。
俺の場合と大きな違いは無い。

文は親記事から飛ばしてくれ。