1 リヴァイ

9月と共に終わった、

もう、これでお前が悲しそうな顔をする必要は無いだろう。
お前に鳩を飛ばして話しても、揺らがないほどの強さはない。
好きになってくれてありがとう。
お前を悲しませない奴を見つけて、幸せになれよ。
俺もお前の事が好きだ。
2 リヴァイ
向こうを上げるのはやめておく。
…泣き言を言える若さが俺にあれば、良かったのかもしれねぇが。
何回も好きな奴に別れの言葉を言われる側の立場は、少しは考えたか。
言われる度に胸が痛んで、お前の事が好きなんだと思い知らされる。
実際、今は呼び止めたくても声も出ない。
だが、みっともない醜態を晒す覚悟は出来ている。
好きな奴に好きと言わない事が、一番みっともないからな。

…簡単に捨てる覚悟が出来る理由がわからないのは、何故だろう。
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5 リヴァイ
鳩を返すとお前の優しさにつけ込みそうな気がするから、ここで一言だけ。

それでも、愛している。
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9 リヴァイ
熱が言わせる戯れ言だ。
お前は愛しい奴に出会えただろうか。
お前との日々を思い返したが、お前をやはり愛しく感じた。
お前の幸せを、心から願う。

もう、辛そうな顔をしていないように。
可愛い、エレン。
10 リヴァイ
ふと、気になった。
お前は元気にしているか?
お前に対して、大人げない事ばかりしていたが。
それでも、愛している事に変わりはない。

お前が幸せになっているよう、願う。