I'll be by your side

拝啓 親愛なるリヴァイ兵士長殿


１ヶ月記念として、拙い文章ではありますが…俺から精一杯の祝辞を、ひっそりと此処に。
字が汚いのはどうかご容赦下さいね。これでも頑張って綺麗に書いたんです！


さて、いざ書くとかると何も浮かばないんですが…話はまず、貴方と出逢った頃に遡ります。
思い返せば、当初暇潰しのつもりだった場で出逢い、大して話した印象も無い程早く俺が寝落ちた事で幕を上げた関係。お互い一期一会派の筈なのに、何故だかやり取りをする仲になって…下らない話ばっかりして。心地良い距離感、心地良い笑い、心地良い体温。いつの間にか貴方に惹かれていったのは、偶然等ではなく必然だったのではないかと思う程です。


うざってえ俺の話に黙って耳を傾け、時には鋭いツッコミ、時には俺の想像を軽々飛び越えるようなボケを落としてくれる貴方、俺の腹痛を心配して怒って下さった貴方、半分玉砕覚悟のみっともない告白を受け入れてくれた貴方。…どんなに小さな思い出、どんな貴方も、俺の大事な大事なかけがえのない宝物で在り続けます。

冷静で理知的に見えて、存外頭の弱いおばかさんな貴方は、時折連絡が出来ない事に負い目を感じている様子ですが…
俺は幾らでも待てます。呼ばれた時は喜び勇んで駆け足一二のピッピッで飛んで行きます。良いんです、そんなちっせえ事でめげる俺じゃありませんから。大好きな貴方の為なら、俺はナイトにでも犬にでも。


大好きです。好きで好きで堪らない。
こんなガキの心臓で済むのなら…貴方が全て食い尽くして下さい。多分、新鮮なハツみたいで美味しいですよ。


２ヶ月先、３ヶ月先。ええい、そんなケチ臭い事は言わずとも、俺等なら１年だって。

恋はいつだって全力投球ですからね、兵長？オッサンだからそんなの無理だとか駄々捏ねないで下さいよ、付き合って貰いますから。

まさかこんな場所に脚を運ぶなんてな。慣れてねぇから何を書けば良いのか。
豆の豆知識でも書こうと思ったが、お前に止められたから諦める。……豆の豆知識…ここ笑うところだが？
冗談はさておき、愛を囁く場らしくお前への愛をしたためてみる。毎月２日…月命日みてぇだな。なんてのは冗談だが、豆の豆知識は本気だ。


いざ愛を書くとなると意外と出てこねぇ…困った。無理矢理ちねり出すのは好きじゃねぇ、だから今回はやめておく。
あぁ、一つだけお前に言いたい事があったんだ。


俺の頭が弱い事をバラしてんじゃねぇよ。馬鹿野郎。だからテメェはデンロク豆しか食えねぇんだ!!