1 アルミン・アルレルト

僕の大好きなジャン

君は忙しいからなかなか沢山話が出来ないけど、毎日君からの手紙が来そうな時間になると何度も携帯を見てしまうんだ。

そうだ、君と出会って今日で20日が経ったんだよ?日に日に数通ずつ君からの手紙が溜まっていくのがすごく嬉しいんだ。本当はもっともっと君と話がしたいけど、わがままはダメだからね。寂しいと言ってもう君を困らせたくはないから…今のままだって幸せさ。何気ない会話の一つ一つが大切で…君と出会えて本当に良かった、これからもよろしくね?
あと、お腹が治って本当によかった、すっごく心配したんだからね!

優しくって、ちょっと、いや大分エッチなジャンが大好きだよ。

君がここを見ているとは思えないけど、僕からの愛をジャンへ。
2 アルミン・アルレルト
君にあの存在を報告した、とても喜んで貰えてよかった。でもなぜあんな不思議な事になったのかさっぱり分からない、少し喧嘩になってしまったね。
離れたく無いと縋った僕を蔑むことなく、君は「結婚するか?そうしたら離れずにすむだろ」って言ってくれたね。僕はその時任務の途中で、君の言葉を見たときすごく嬉しくて、任務なんてどうでも良くなってしまったよ。もちろん答えはYES、あんなぐちゃぐちゃな顔で君に迫ったのが恥ずかしいよ…。
本当に本当に嬉しくて、君から初めて言われた「愛してる」はとても暖かくて優しかった。 僕には君だけなんだよ、ジャン。ああ、ダメだ思い出しただけで嬉しくて泣いてしまいそうだよ、こんなに幸せでいいのかな。初恋は叶わないって言うけどそんな事はない、僕と君は結ばれた。ふふっ ジャンの言う通り運命なのかもしれないね。

誓いのキスと心臓を、愛おしい君へ。
3 アルミン・アルレルト
1月8日、昨日はジャンとの初記念日。
お互い体調を崩してしまったね、僕はもう平気そうだけど君はまだ治まらないみたいだね…とても心配だよ。あまり無理をしてはダメだよ。

熱を出して落ち込んでいた僕に君はお祝いは次も出来るけどお前は1人しかいない、お前が隣からいなくなったら…って言ってくれたのは、あまり好意を口にしない君からのこの言葉はすごく嬉しくて僕の涙腺を緩ませるには効果絶大だったよ。来月は沢山お祝いをしようね。
1ヶ月という記念を君と迎えられてとても嬉しく思ってる。鳩にも記したように君を好きになって、好きになって貰えて本当に良かった、そして、ありがとう。