1 エルヴィン・スミス

愛しい光に宛てる

君への想いが膨らみすぎて今日は此処に言葉を残させて貰おう。

君と出合って私の生活は本当に光溢れるものとなった。
愛しい君からの心打たれる恋文に更に愛しさが増した事は言うまでもない。
ありがとう、君の言葉一つ一つは本当に温かくて、こんな私には勿体無いくらいだ。
かと言って誰かに渡す気など更々ないが。

毎日夜遅くまで任務に勤める君を想うと非番の日はゆっくり羽を休めて欲しいと思う反面、君とゆっくり共に過ごしたい我が儘な私が居る。許してくれ、愛故だよ。

毎日愛の言葉をありがとう。
私からもささやかながら此処で返させてくれ。

愛してるよ、愛しい君。
君とこれからも流れる時を共に歩みたい。
そして願わくばこの心臓を君に捧げる。


と、君の姿を借りて。
2 リヴァイ
おい、こんな所にまで言葉を残すなんて狡いじゃねぇか。お前はどれだけ俺を喜ばせれば気が済むんだ?

何かと遅れがちな俺を優しい言葉で許し、任務から帰りゃこれでもかと労ってくれるお前には感謝してもしきれない。

お前から貰っている愛を俺は少しでも返せているか?

毎日好きだ、愛してると言ってはいるがそんな綺麗な言葉では、到底俺の気持ち全ては伝わらないだろうな。男が女に渡す結婚指輪を考えるみたいに、俺はお前の食い方を考えてる。

エルヴィン、お前の愛は毎日しっかり俺の心臓に届いている。その所為で心臓が止まりかけるかと思ったこともある。

エルヴィン、いつも俺を暖かい光で照らしていてくれてありがとう。お前の美しさには敵わないが、俺もお前の側でお前だけの光になろう。

とっくの昔に俺の心臓はテメェのもんだ。
愛している、掛け替えのない俺の大切な光。


此方も、お前の姿を借りて。