1 ナイル・ドーク

鈴蘭の花束を

俺のせいで随分波乱万丈な毎日を送らせているお前へ。

上手くやれない己が憎いが、それでも共に居てくれるというお前を愛さずにはいられない。

お前には薔薇よりも鈴蘭が似合う。

(幸せが戻って来る)
2 ジャン・キルシュタイン
いつか機会を見てこっちに綴ろうと思ってたのに、アンタに先を越されるとは思わなかった。

花束、ありがとうございました。アンタが真剣な表情で花屋で吟味してる姿を想像すると……何というか。うん。
オレからの祝いも喜んでくれて嬉しかったです。メシっつーのはホントに、大事な人と一緒に食うと段違いに美味ぇ。

波乱万丈ではありますが、苦労をかけられてるとは思ってません。待つ事を、傍にいる事を許してくれたアンタには深い感謝しかねぇ。
これだけの逆境を手を取り合って乗り越えてこられたんだから、っつー自信になりました。アンタもそうであってくれたら嬉しい。

オレ達はオレ達なりの関係を、未来を、これからも作っていきましょう。
どこまでもついていきます。
3 ナイル・ドーク
深まる愛と共に、カウントダウンを開始する。

久し振りに、日記をつけるか。
4 ナイル・ドーク
変わらず愛している。
お前の手から水を受け取ったその日が、まるで昨日のようだ。
5 ジャン・キルシュタイン
いつか気付いたアンタが、驚きと照れで真顔になりながら「お前、何時の間に」って言ってくる事を期待してそっと書き込んどきます。
色々あったけど、傍に居てくれて、傍に居させてくれて、ありがとうございます。
変わらねぇアンタの愛情が本当の意味で、有り難い。

出逢えて良かった。
今日も、あ、……愛してます。
うわ何だこれオレが照れるじゃねえか!
アンタに飛びついて直接伝えてぇが(実際顔を合わせてちゃんと噛まずに言えるかどうかは別とする)、アンタも相変わらず忙しいみたいなんでここにぶつけとく。