1 エレン・イェーガー

サークルのみんなへ

直接言ってやるべきなんだろうけど、やっぱり恥ずかしいからこの場を借りて。
本当に感謝してるぜ、オレはメンバーの皆が大好きだ。
だから一人ひとりに俺の本当の気持ちを。

ベルトルト、お前の一言で目が覚めた。
過疎化や頻度が下がっていることから目を逸らしたり、人数に任せようとしたオレの未熟さに腹が立つぜ、本当にな。
もともとあまり意思表示が得意じゃねぇお前がああやって指摘するのには余程考えてたんだと思もう。
だから余計重くてオレに響いたんだ。

ありがとうな、お前がいてくれたおかげでまだサークルを続けていける。俺も本気でお前らと付き合っていける。

これからも、よろしくな!
2 エレン・イェーガー
さてと、じゃあ次からは入団順に行くか。

まずはジャン。
お前は本当に腹立つくらい面白い奴だぜ。
節分の日の豆、よくも撒きっぱなしにしてくれたよな。
しかもオレのせいにしやがって。あの後、兵長が鬼より怖い顔してたんだぞ。

一回目の在籍アンケートでお前が思ったよりいろいろ考えてくれてたこと知れて嬉しかったぜ。
お前とは軽口叩くことが多いけどさ、結構いい奴だよな。
3 エレン・イェーガー
次にアルミン。

お前には最初から頼みごとして悪かったな。
混乱させちまったのはオレのミスだ、それなのに快く承諾してくれて助けてもらった。
おかげで一人多くのメンバーを入団させることが出来たんだ。

いつかムキムキに身体鍛えたお前を、俺は結構本気で見たいと思ってる、なんてな!
今のお前のことが俺は好きだ。これからもよろしくな!
4 エレン・イェーガー
次にハンジさんへ。

いつもおいしいお菓子をありがとうございます!
目でも楽しませてもらってますよ。

今はちょっとずつハンジさんのことを知りながら過ごす日々が続いてとても充実しています。
貴方が巨人の研究に夢中なのは知っているつもりですが、もう少しオレにも興味を持って欲しいだなんて、欲張りですか?

次はどんなお菓子が出てくるのか、期待しています。
貴方の好きな紅茶を用意して雑談でもしながら皆で頂きたいですね。
5 エレン・イェーガー
ベルトルトには最初に言ったから、次はアニか。

いつもは怖い顔してるくせに意外と女らしい一面があるよな、お前って。

え?いいよ、蹴られるの痛いから。おい、マジでやめろよ!
お前のその技、たぶん一番食らってるのはオレなんだろうな。
それと、そのせいでひっくり返ったオレを眺めたいなんて悪趣味にも程があるぞ。

甘いものと寝るのが好きなアニ。
お前に教えてもらった苦いチョコと甘いミルクティーが今のオレの好きなものだなんて、言ってやらねぇけどな。
6 エレン・イェーガー
次、ミカサな!

募集締め切った後で遅れてきたよな、お前。
なんでも完璧にこなすミカサのちょっとしたミス。
思わず笑ったぜ。そんなお前を入団させたいと思った。
たまたまお前の席、空いてたしな。

俺の歯を加減なしに抜いた町の歯医者、手当たり次第に潰してきた時はすっげぇ焦ったのはいい思い出だ。
ちなみにあと上の二本抜く予定だけど、もう潰すなよ?

それとバレンタインチョコ、馬鹿みたいに沢山くれてサンキュ。
ジャンに負けることも、寂しい日になることもなかったのはお前のおかげだ。
お返し、期待しとけ。でもその前に、日々のやり取りに感謝を込めて。
いつもありがとうな!けど甘やかされてばっかりなのはちょっと気に入らねぇから、もう少しなんとかしてオレがお前を甘やかしてやるよ。
ま、それはオレの役目じゃねぇかもしれないけどな!
7 エレン・イェーガー
最後にリヴァイ兵長へ。

この度、日々の任務の忙しさに退会の形で去ることになりましたが本当に感謝しています。
実は一番最初に入団届を持ってきたのはリヴァイ兵長でした。
だからとても寂しく思います。

まだ言いますけど、あの節分の日に豆を撒き散らかした犯人はジャンです!オレじゃありません!
まさか人類最強を床にひれ伏せる菌類最強が現れるとは思いませんでしたが、くれぐれも身体は大事にしてください。
なんて、オレが偉そうに言うことじゃないですよね。

お疲れ様でした、また縁があればいつでもどうぞ。
8 リヴァイ
何気なく見ていたら、お前の言葉を見つけるとは思わなかった。
慣れない俺に色々と教えてくれたり感謝している。
感謝されるどころか、むしろ迷惑しか掛けていなかった気がするが。
お前をはじめとして、皆良い奴らだ。
ちゃんと声を掛けたら、相談に乗ってくれる奴ばかりだと思っている。
だから、お前一人で解決しようとしないで困った力を借りるようにしろ。
と、最後に世話を焼いておくか。

菌類最強との戦いにけりが付いたら、また話せる機会が出来たらと期待しておく。
見ているかどうかわからねぇが、お前らの行く末に良い事があるよう願っている。
9 エレン・イェーガー
...っはは、まさかばれるなんて思ってもみなかったな。
しかもリヴァイ兵長、貴方になんて想像もしていませんでしたよ。

愛にもいろんな種類がある。
たった一人の想い人、家族、そして出会った仲間や支えてくれる友達。
ちょっと板違いかも、なんて考えながら友愛として言葉を送れたらと思ってただけなんです。

兵長を迷惑だなんて思ったことは一度もありませんよ。
あの後、皆寂しがっていましたからメンバーも同じ気持ちだったと思います。
貴方の言う通り、...良い奴らですよ。
お言葉、ありがとうございました。
それに習って一人ではなく力を借りるようにします。

今頃、体内調査に出かけているんでしょうけど。
体内の菌類を必ず殲滅することを約束してくださいね。
そのあとはまた、その武勇伝を土産話にでも持ってきてください!
俺は、...いや俺たちは貴方が帰ってくる場所を守り続けますから。

繋いだ縁はこのまま残しておきますから、いつでもどうぞ。
10 エレン・イェーガー
げっ...!
3月9日に因んで皆にサンキューって伝えようと思ってたのに立て込んだ任務のせいで逃したなんて何てまぬけ野郎なんだ。
一日遅れたけど、みんなサンキュー!

あれから新しく来てくれたメンバーにもオレからまた言葉送らせてもらうぜ!ただし恥ずかしいからここで、だけどな。
とりあえず沢山のハートありがとよ!
まさかあんな風にしてもらえるとは思って無かったからさ。
照れくさくて、でもすっげぇ嬉しかったんだ。
ハートは一個しか送れねぇからここにそれぞれにありがとうの気持ちを込めて。