1 ハンナ・ディアマント(代)

大好き大好き大好き!

最初に言っておくと私は代理。いつも素直に気持ちを伝えられていない気がするから、私からフランツへの愛って形でぶちまけさせて。あなたには教えないけどね!教えないけど!だけどもし私だって気付けたら、とびきり素敵なご褒美をあげても良いわ。ねぇ気付いて、フランツ!私はここよ!

フランツはどうしてあんなに格好良いの?フランツの腕が大好き!私を守ってくれる強い腕。私を抱き締めてくれる優しい腕。私を引き寄せてくれる頼もしい腕。ああフランツ、フランツフランツフランツ!フランツが好きすぎてもう駄目、私おかしくなっちゃう!フランツの全部が好き、大好き!フランツは私の王子様で、私のお月様なの。どんな暗い闇の中でもあなたが居れば怖くない。あなたが手を差し伸べてくれるから、私はもう怖いものなんてない。どんなに恐ろしい世界だってあなたと一緒なら生きられる。兵士なんてやめてしまいたい?駄目よ、フランツ、自分の選択を後悔しないで。あなたが兵士の道を選んだから私たちは出会えたんだもの。フランツ、フランツ、私を捕まえてくれてありがとう。すれ違うだけだった筈の私を、あなたがその大きな腕で抱き寄せてくれたから……ああもうっ、フランツぅ!あなたが好きすぎて上手く言葉にならない!!愛してる!
格好良くて強引でだけど紳士的で優しくて、あなたは凄く素敵な人。フランツ、どうして私を選んでくれたの?もう離してなんかあげないから。あなたは私のお月様だから、私はあなたの太陽になるわ。ねぇ、大好きよ、フランツ。あなたの目が好き、唇が好き、声が好き、…〜っフランツ!私があなたを守るから、ずっとずっと傍に居て。フランツ、あなたが呼んでくれたら私はどこにでも飛んでいく。あなたに寂しい思いは決してさせないし、それでも流れる涙があるなら私が全部拭うわ。だから私の傍で笑っていて。

……えっ!やだ、やめてよ夫婦だなんて!気が早いよ!