1 エルヴィン・スミス

言ったからには、

有言実行をしないとね…?リヴァイ。

気が付くかはさておきで、ノロケておかなければならないんだ。此所に書くと約束してしまったからさ。存分にやってやろうと思って…。何を書こうかな。いやいやノロケだからそのままで良いよね。私のリヴァイが可愛い事について少し綴らせて貰おう。後でお前が爆破してくれれば私はそれで良いけど(笑)でもお前は天然さんだ。言わないと気が付かないかな?それも悪くない。何と言っても私の可愛いリヴァイだから。どこら辺が可愛いのか?…そうだね。行動かな。一言で言うなら猫。属性もネコだけど、そうじゃなくて行動。それが堪らなく愛しい。ふみゃふみゃと甘えてくるのに、気分屋で…。それに振り回されるのもね。

やはりうちのリヴァイが一番なんだ。
何度考えてみても変わらない。…恋人マジック。そんなものじゃ足りない。もっと偉大な何かが私達にはある。そうだろう?リヴァイ。知らねえと言われてしまうかな。でも事実だ。お前とは長い付き合いだから分かるよ。何でも。今度リヴァイクイズでもしようかな…。いや、これは噛み付かれると困るから止めよう。

もしこれを見ていたらね、リヴァイ。又の機会で構わないからお前のノロケも聞かせてくれ。…私に話す事では無いのかもしれないがお願いしておくよ。たまには二人で話そう。ホラー以外で。邪魔の入らない夜に。ほら3時は煩いだろう?野外が。私が消せたら本能なのだけど。出来ないからね、せめて抱き締めていてあげよう。お前の体温がとても心地良い。

長々と書くのもあれだね。


私を選んでくれて、ありがとう。
私にはお前が必要だ。…お前に存在意義を。私にはお前の心と身体を。これで取引だ。

約束しよう。
お前が消えなければ私は消えない。
お前が離れなければ私は離れない。

つまり、私からお前を手放すつもりは無いよ。

これからも宜しく頼む。


愛しているよ、リヴァイ。
私の可愛いリヴァイ。
2 リヴァイ
よう、エルヴィン。こんな所に居るなんて、びっくりしたじゃねぇか…。気付いてはいたが、生憎こんなもんはハジメテだ。進撃するタイミングが分からずにお前からの文を何度も読んでいた。…が、俺だけが読むのも不公平だろ。お前は寂しがりやだからな。だから、不馴れで悪いが此処に残させて貰おう。

…惚気、だったよな。俺は猫じゃねぇ、気質なだけだ。お前の頭ん中でどうなっているのかはわからねえが、取り合えず落ち着けよ。エルヴィン。後、爆破もしねえぞ。任務で何時もより多く回転するぐらいだ、…恥ずかしくもねぇ…本当だ。そして、お前の脳内にはいつも驚かされる。脳内変換機能すげえな、エルヴィンよ。

意味の分からねえマジックに未だやられてんのか?お前は…。リヴァイクイズも恋人マジックもフサフサネタもいらねぇよ。お前のネタで俺の腹筋がどんどんムキムキになっちまうだろうが、クソ。どんどんムキムキってなんだ…自分で言っていて、意味が分からねえ…。地味に来る。

3時はうるせえ、…俺らの合言葉みてえだな。俺から惚気るとすりゃあ、俺もお前が一番だ。一番愛しくて、恋しくて、大切で、あいしてる。なあ…エルヴィン、こんなにも夢中になったのはお前が初めてだ。無駄にでかくて、あったけえ、犬で、変態で、…ああ…そんなお前が大好きなんだ。改めて思うと気恥ずかしいもんがあるな、…チッ。

お前からの約束、しっかりと守ろう。これからもその腕に俺は抱かれよう。何度も、何度でも、ずっと。いつか窒息しちまっても良い。お前なら、良いんだ。エルヴィン。心から愛している。お前の全てを。

取引完了だ、これからもよろしく頼む。


俺のエルヴィン。
俺だけのエルヴィンだ、
愛している。永久に。