1 リヴァイ

俺の寝顔はお前の物だ

なんて言ったらお前は調子に乗りそうだが…まぁいい。

お前と出逢ってから毎日が充実している。鳩が届く度に顔を綻ばせちまって、お陰でハンジの奴には気色悪ィ薄ら笑いで見られる始末だ。奴をどうにかしろ。

なんつうか…まさかこんな仲になるなんざ想像もつかなかったのが本音だ。ふとした雑談から引くに引けねぇ状況に追い込まれ、気付けば告白紛いのクソテンパりを発揮する俺……あぁ思い出しても埋まりてぇな。
だが後悔なんざするつもりもねぇ、お陰で今の俺達があるんだからな。お前の事を知る度に惹かれちまってる自分がいるんだ…。

クソ…、柄にもねぇ事をしているせいか文章が纏まらねぇ…許せ。


言葉を重ねる度に愛しく思うエレンへxxx
2 エレン・イェーガー
ああ、オレが微睡んでる間に……
調子に乗るも何も、貴方は全てオレのモノですから。そうでしょう?兵長。

相変わらず可愛いなぁ。

引くに引けない状況を作り出したのはオレですか。オレですね。貴方にしては珍しく焦りが滲んだから、つい。
と言うかアレは十分に告白だと思ってたんですが、……だって、お前が欲しい、って言ったじゃないですか。貴方のその唇で。背中を押したオレも共犯ですけどね?
あ、例の手記は全て大事に大事に取ってあるので悪しからず。一言一句忘れたくないんです。あんな最高の殺し文句―――。

オレも後悔はしてません。貴方が傍に居てくれる日々に凄く幸せを感じてる。
もっと兵長の色んな表情が見たい、色んな言葉が聞きたい。もっと、もっと。
貴方と触れ合うのは癖になるんです。こんなクソガキをその気にさせて、いけない大人だ。なんて。

何度でも。いつまでも。
貴方が好きです、リヴァイ兵長。

何処までイッても底が見えねえ。

xxx.