1 エレン・イェーガー

兵長へ

ここ最近のオレは…貴方を困らせたり、泣かせてばかりでしたね。

オレは、未だに貴方と一緒になれた事が夢のようで実感がありません。

好きになって、好きになってもらえて、幸せなのにお互い不安や劣等感を感じるなんて不思議な事だ。

それでもオレは、その度に貴方が好きだなぁと思うし、もっと大事にしようと今思えています。

兵長、まだオレ達始まったばかりですよ?先の終わりや結末を想像して悲しくなるなんて、まるで未来に負けてるみたいだ。

だから、まだまだ一緒に居ましょう。オレは居なくなりません
兵長、もう一回言いますよ。傍に居ます。いいえ、どうぞ置いて下さい

本当に、本当に貴方の事が大好きだから…

これからもよろしくお願いします!

きっと、オレの兵長なら気づいてくれますね。
2 リヴァイ
......そろそろ俺が綴ってやるかと腰を上げてここに来たというのに.....もう建ってるとはどう言うことだ?この泣き虫アホ犬。

俺が泣いちまったのも困ったのも全て俺が元凶だ、俺が泣く前にお前は泣いて居ただろう、困って居ただろう。そう思うと本当に申し訳ない事をしたと思って居る

だが過去は変えられねぇ、そして過去だった物の形もいずれは何処かへ消えて行くだろう。
だから俺はお前を泣かせた分、困らせた分。
愛してやる、好きになってやる、幸せにしてやる
だから嫁に来い.....、いや、この雰囲気で言うのも野暮だがなにか挟んでおかねぇと照れで死にそうだ。

俺は先行く未来に何が有るかなんて分からねぇ
ただわかって居るのは俺達の別れだ。

前にも言った様に、俺は一生なんて微塵も信じて居ない、だから一生一緒なんて言ってやれねぇが。
未来の俺の心が有るのはお前と過ごした時間が有るからだろうな、お前が俺を創ったんだ。
だから俺は一生お前を「忘れない」

俺の人生の時間を分けてやるんだ、幸せな時間を過ごさせてくれ。俺もお前に過ごさせてやる


10億倍の兵長より