1 ベルトルト・フーバー

同じ時に逢えた幸せ

何かの記念日という訳じゃないけど、おはようのキス代わりにここに記してみるよ。

ライナー、僕は幸せだよ。君と出逢ってから今に至るまで。
君の言う弱いところも情けないところも全部引っ括めて愛おしい…だって僕にしか見せてないんだろうと思うと余計に。甘えられたり、寄りかかられるのも嫌いじゃない。好きだ…愛してる。残念な僕のボキャブラリーでこれ以上の感情をどうやったら伝わるだろう…。

君が隣に居て、純粋な気持ちを伝えてくれるだけで僕には充分ご褒美になってる。ありがとう…愛してくれて。

逢える時間とか、触れ合える回数とか他の人と比べたら擦れ違ってるかもしれない。でも比べたって仕方ない。僕は誰でもなく君が…ライナーが好きなんだ。前に言ってくれたように君じゃないと意味がない。

ライナーが安心して帰ってこられるよう君の布団の上で、いつもと変わらずに待ってるよ。…行ってらっしゃい。

それともしこれに気が付いても何も言わないでいてくれると助かる。だって…恥ずかしいし…。

最後に、君の心臓に愛を誓うよ。