目標は一年・願うは永遠

付き合ってやっと一ヵ月。
あの時、オレが告白してなければ
お前が付き合おうって言ってくれなければ
オレ達はどうなっていただろうな。

短い付き合いと思っていたけど
お前を知れば知るほど触れたくなって
繋ぎ止めたくて
でも壊してしまいそうで距離を縮められなくて、もどかしくて…
その気持ちが何なのか、分からなかったオレにその答えを教えてくれたのはお前だ、ジャン。

まだ色々な事を引き摺って、時々病んでしまう情けない旦那だけど、これからもずっと傍にいてくれ。
…オレにはお前が必要なんだ。

愛してる、ジャン。

来年の春にはお前の綺麗なドレス姿が見れる事を祈ってる。

やっと二ヶ月目。あっという間だな？
お前と過ごせる日々が毎日幸せで、愛しくて堪らない。
このままきっと一年もあっという間に過ぎていきそうだ。
日に日に可愛くなっていくお前に毎日ドキドキしてる。
自分では気づかないと思うけど、もう十分嫁みたいになってるぞ？お前。
甘くて柔らかく包み込んでくれるお前がすげえ愛しいよ。
愛してるよ、ジャン。誰よりもお前だけを愛してる。

…お前と過ごす幸せな日々を想像しながら、またここに言葉を残していこうと思う。

三ヶ月目。
今日は一人だけど、お前からの嬉しい手紙に幸せを感じてる。
あー…お前に会いたいよ、ジャン。
愛してる。これからもずっとずっと、その日が来るまで一緒にいような。
ありきたりな言葉だけど、特に今はこの言葉だけをお前に届けたい。
どうか、お前が早く帰って来れますように…

四ヶ月目
一人の生活に慣れてしまいそうになることに怯えながらも、お前が傍にいることを信じてお祝いしたいと思う。
お前が本番前夜にくれた手紙を何度も読み返しては泣きそうになる気持ちを抑えた。
…触りたくて、抱きしめたくてたまらねえよ。
愛してるよ、ジャン。
ずっとオレの傍にいてくれ。

五ヶ月目、お前がオレの所へ戻る日が近づき、早くその日が来ないかとそわそわしてる。
一人暮らしにも慣れたけど、寝る前にお前の枕を抱き締めて、もうあまりしなくなったお前の香りを求める癖は今もなおらないみたいだ。
…早くお前に会いてぇよ。なんて、たまには弱音吐かせてくれ。
これからもずっとお前だけを愛してるぜ、ジャン。
今夜も夢の中で会おうな。

六ヶ月目
出会って半年になるんだな。相変わらずオレ達の間には穏やかな時間だけが流れていく。
この月は大切な節目になった。
お前とオレが夫婦になった、本当に大きな変化があった月だった。
オレは、こんなに純粋な気持ちで愛せる人に出会えてすげえ幸せだよジャン。
これからも二人でゆっくりと歩んでいこうな。
世界一愛してるよ。

七ヶ月目
目標の一年まで少し近づいたな。
なぁ、ジャン。オレの気持ちはちゃんと届いてるか？お前はちゃんと笑ってるか？

今でも変わらずお前だけを想ってる。
いつかはわからないその希望も、まだ捨てちゃいねえんだ。お前もそうだろ？ジャン。
離れていても、心はいつもお前の傍にいるから。頑張れよ！世界一愛しいオレのジャン。
心からお前だけを愛してるよ。

八ヶ月目
もうそんなに経ったんだな。
愛を疑って生きてきたオレがお前を信じ愛して８ヶ月も経ったのか。
信じられねぇな、昔のオレなら馬鹿らしいって笑ってると思う。
時々心が弱るとそう思う時もあるんだ。
もうアイツはお前の事なんか忘れて幸せに暮らしてるってのに、馬鹿じゃねえのかってな。
でも、お前のくれた涙で濡れた手紙も、はにかむ可愛い笑顔も、全部嘘偽りないって何度も真剣に聞かせてくれた言葉も、必ず帰ってくるって伝えてくれた切ない気持ちも、色褪せずにオレの心に残ってるんだ。
オレは何があってもお前の約束を忘れたりしないよ。
世界一愛してる可愛いお前へ。
会える日が減っても、オレの奥さんはずっとお前だけだから。
これからも宜しく。

九ヶ月目。オレは変わらずお前を思っているよ。
約束の一年にはちゃんと会いたいなって願望はあるんだけど、何だか上手く伝えられねぇよ。頑張ってるお前を邪魔したくねえから。
愛してるよ、今も変わらずずっと、何時だってオレの心はお前のもんだ。
…だから、安心して帰って来いよ。ジャン。

十ヶ月目
約束の一年も目前だな。
この節目になるといつもお前の手紙を読み返しては少しだけ泣きそうになるんだ。
オレを心から心配して愛してくれた事、抱きしめて気持ちを伝え続けてくれた事、全てに感謝してる。
オレは今でも幸せだよ。お前の帰りを待つこの時間も、幸せに感じるんだ。
…愛してる。ずっと、お前だけだから。

十一ヶ月目
もうすぐでお前と出会った季節。
暖かいけど切なくて沢山泣いた季節でもあったな。
不思議だよな。こんなに長く、一途でいられるなんて。今でも手の温もりも、心の温度も変わらないまま。
いつも取り残されて一人で泣いてたオレを救ってくれた愛しいお前。
…いつだってお前を愛してるよ。これからもずっと。

一年目。
愛しいお前と結ばれた日。
涙が出そうになるくらい幸せな日々だった。
お前の笑顔、温もり、愛しい声、全てが今でもオレの中で生きている。
愛しいと心から思えた唯一の人。
これからも、その気持ちは変わらない。例え朽ちる日が来ても、お前を忘れることはないよ。
愛してるぜ、ジャン。
この世界で、この気持ちを伝えられるのは…ずっとお前だけだ。