サプライズ

今日で2ヶ月、だな。出会ったのは約半年前だが山あり谷ありで今こうしてお前の恋人で居られることを心から嬉しく思っている。
出会った時からお前はとても印象的だったな。最近はもう搾乳の熱は冷めたか？お前にならば何をされてもいいと思える位には好いている。現に俺はお前に何をされても嬉しいと思っている。
その分お前の寂しいと言う言葉はとても耳が痛く、苦しかった。しょっちゅう日を空ける俺を待っていてくれてありがとう、済まなかった。これからも一緒に居て欲しいから、お前を捕まえておけるよう努力しよう。
お前はガキのくせに大人で理性もあって…そこがかっこ良くて、少し悔しい。モモンガを顔面で受け止めたり、蛍を見て感動したり、四つ葉のクローバーを寄越したりする可愛らしい一面もあるのにも関わらずだ。それに優しいし、正直だし、…なんでお前みてぇな魅力的な奴が俺なんかを好きで居てくれるのか不思議で仕方ねぇ。

御託を並べたが…要するに、お前がとても好きだ。お前が好きで、以前遊び回っていた頃が思い出せねぇ位、お前が大切で手離したくねぇ。お前が俺以外の奴に好意を向けられるのも嫌だと思ってしまうこの身勝手さはどうしたらいい。散々お前を傷付けたが、もうお前だけだ。お前に身も心も捧げてやる。俺を支えていてくれたのは紛れもなくお前だ。本当にありがとう。これからも…側に居てくれたら嬉しい。

愛してる、俺のエレン。
本当は0時丁度に書き込みたかったが間に合わなかった、残念だ。

先月は兵長がオレにサプライズをして下さったので今月はオレからサプライズをしたいと思います。
意気込んでみたものの真っ白な紙を目の前に正直手が進みません。元々誰かに宛てた言葉に慣れて居無いんです。

「三ヶ月目」

今日でまた新しい一ヶ月を踏みだす事となりました。最近はオレの遣りたい事を…寧ろ我儘を聞いてくれようとしてくれて有難う御座います。今から楽しみです、二人で出来る事が。

もっと我儘を言っても良いと言うなら―――、此れは直接伝えますね。

兵長、もっと温めてあげたいから任務が終わったら真っ先にオレの所に来て下さい。手を繋いで触れ合って何気無い事を話して他愛も無い事で笑って、そんな普通の時間で良いんです共に過ごしましょう。
でも出来るなら思い出を作りたいです、二人で過ごす事が出来なかった時間を埋める様に。

貴方の時間をオレに下さい、此れからもずっと。

甘い言葉の一つも言えないヘタレですが、包み込む腕は持って居るんで。


搾乳は諦めてません、とだけ。


次の記念日もどうか一緒に過ごして下さい。